Monologue

2002年05月15日(水) ガンバロウ

会社での自分の仕事の75%はお客様との電話応対だ。

自分の派遣先は『通信販売』の代理店なので、
商品の注文や送付先を電話で聞き取り、データに入力する。
(最近はFAXやメールでの発注も多いが、電話での応対もまだまだ多い)


もちろん耳で聴いた音だけでは、正しい文字かどうか判別出来ない(涙)なので、
お客様に何度か聴き返しながら確認する。

漢字は、わりと確認しやすい方だと思う。

「水曜日の『水』ですか?」とか「ニンベンに左の『佐』(さ)ですか?」等……

(それでも「トンコウ(敦煌)の『トン』です」とか「キゼン(毅然)の『キ』です」と言われた時、
すぐには思い浮かばず、書けなかった自分、シクシク……)

『カタカナ』はちょっと困難だと感じている。

「シーシーシー(CCC)」なのか「シーイーシー」(CEC)なのか、
耳で聴いただけでは判断し辛く、
「アルファベットの前から3番目の『C』ですか?5番目の『E』ですか?」と確認したりする。


『アルファベット』では無く、普通の『カナ文字』の場合、

たとえば『レオリオ』なら、
「『レモン』の『レ』、『オペラ』の『オ』、『リンゴ』の『リ』、『オリーブ』の『オ』ですか?」

……と云う具合に確認する。



今日、仕事中に応対したお客様から、

「『カタカナ』で『ガロウ』です」と言われた。


だが……

今考えると、
『ガリレオ』とか『ガチョウ』とか沢山有る筈なのに、
その時の自分は『ガ』で始まる『カタカナ』の言葉を思い付けなかった(汗)

「え…っと……」

受話器を握る手に力を込めながら、数少ない脳細胞をフル活動させ……


「それは『ガンバロウ』の『ガ』と『ロ』と『ウ』ですか?」



そのお客様には……?


もちろん『大爆笑』されてしまいましたとも……(大号泣)


まあ、
相手の顔も見えないし、どちらかと云えば失態の方が多い電話応対と云う仕事の中で、
『笑いが取れる』なんて事は滅多に無いし……と、



前向きに考えて、
明日も『ガンバロウ』(涙)






5月13日の『日記』を、奇妙な文体で書いてしまった為、
ご心配を掛けてしまいまして申し訳有りませんでした。

「大丈夫ですか?」と『書き込み』して下さった方、『メール』で励まして下さった方、
そして、今この画面を読んで下さっている方……
本当にごめんなさい。
元気になりましたので、また宜しくお願い致します(深礼)


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