Monologue

2002年02月16日(土) 小説よりも奇なり

NHKの『プロジェクトX』に今頃ハマっている(遅)

今週のテーマは『日本初の盲導犬誕生』について

46年前、日本には『盲導犬』は一匹も居なかったのだそうだ。

日本最初の『盲導犬』訓練に成功した人は、特に偉い学者さんとかでは無く、ごく普通の人だった。
会社が倒産し、身体も結核に蝕まれ、治療費で貯金も失い・・・・・
退院後、職も見付からず、自分に出来る仕事は無いか?と、捜していて、最初は成金の飼っている犬に芸を仕込む仕事をしていた。
それが段々空しくなり、ある日、犬の雑誌で読んだ外国の『盲導犬』の記事に触発され「自分が訓練してやろう」と思い立ったのだそうだ。

当時、日本では盲人の衝突・転落事故が相次いで発生していた。

その『訓練』は物凄く大変で、なかなか上手く行かず、心労の為結核が再発したり・・・・
試行錯誤を重ねながら、やっと日本初の『盲導犬』チャンピイの訓練に成功し、或る方が一人で道を歩ける様になった時には、不覚にも泣いてしまった。

日常、当たり前に有る物や事・・・
だが、それが開発されるまでの『プロセス』は意外と(というより全く)知らないので、見ながら瞳からウロコがポロポロと剥がれ落ちる番組だ。

『DVD』が出ていたが『TUTA○A』さんには入荷しているだろうか?
していなかったら、是非!入荷して頂きたい。
リクエストしよっと(^^)


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ななか [HOMEPAGE]