MT54日記

2009年07月06日(月) フェードアウト

最近、フェードアウトする音楽がめっきり減ったって、前にも言ったと思うが。

フェードアウトさせる理由は、その曲が人の心の中に半永久的に流し続ける(脳裏に焼きつく)為と、勝手に解釈したのだが。

だとすれば、これも曲を流行らせる為の人間工学的?、心理学的?な戦略だ。


20年以上前(1980年代以前)では、後奏でフェードアウトするもの、サビでフェードアウトする2種類があったが、10年〜20年前(1990年代)は後者がほとんどなく前者のみで、10年前からフェードアウト自体が珍しくなった。

始まりと終わりをはっきりさせろ、白黒つけろ、メリハリつけろ、明確にしろ、なんていう最近の世の中じゃ、エンディング有の方が流行るのか。

音楽の世界ぐらい、はっきりしなくていいじゃないか、半永久的でいいじゃないか、と思う。




ちなみに、同じアルバムで原版と復刻版等でCD番号が違う時、中身も違うからあしからず(極稀なことですが・・・)。

曲のバージョンが違ったり(フェードアウトするしない、曲が長い短いなど)、曲順や曲自体が違ったり、しまいにゃモノラルバージョンとステレオバージョンなんてのも。

まあ、こんな悪戯するのは大瀧詠一か、山下達郎くらいだが。


 < 古  もくじ  新 >


タイチ [MAIL] [HOMEPAGE]