今日も今日とて……気がついたらお昼。
うん。いいの。晴れてるから。 ……書くことない。 ので、お詩〜〜♪
【墓標】
世界は墓標で溢れている。
立ち止まった家の前。 見上げると「メモリアル」の看板。 家の主はすでに無く、回る数字が訪問者の数を示すのみ。 古びた肖像画は主の生前の姿を映し出す。 一冊の日記が無造作に置かれ、訪問者の目を楽しませる。 人々は主のその生き様に感動すると言う。 苦しんでる姿、必死で生きようという姿に心打たれると言う。
だけど、主は居ないのだ。
ココにもどこにも存在しないのだ。 日記の中の主の姿だけが、他の人間に存在を指し示すのみ。 残された者の願いによって、かろうじて建つ家。 日々が過ぎ去ろうとも、日記の続きは綴られる事はない。
朽ち果てるだけの家が、無意味だと思う私は冷たいのか。
墓標が増える。 家の主の行方は知らずとも 誰一人として気にかけぬ いつの間にか消え去ろうとも 誰一人として気付かぬまま
私の建てる家も墓標のひとつに過ぎない。
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