徒然彷徨
つらつらと……思いつくまま。

2006年02月10日(金) 気まぐれ


今日も今日とて……気がついたらお昼。

うん。いいの。晴れてるから。
……書くことない。
ので、お詩〜〜♪


【墓標】

世界は墓標で溢れている。

立ち止まった家の前。
見上げると「メモリアル」の看板。
家の主はすでに無く、回る数字が訪問者の数を示すのみ。
古びた肖像画は主の生前の姿を映し出す。
一冊の日記が無造作に置かれ、訪問者の目を楽しませる。
人々は主のその生き様に感動すると言う。
苦しんでる姿、必死で生きようという姿に心打たれると言う。

だけど、主は居ないのだ。

ココにもどこにも存在しないのだ。
日記の中の主の姿だけが、他の人間に存在を指し示すのみ。
残された者の願いによって、かろうじて建つ家。
日々が過ぎ去ろうとも、日記の続きは綴られる事はない。

朽ち果てるだけの家が、無意味だと思う私は冷たいのか。

墓標が増える。
家の主の行方は知らずとも
誰一人として気にかけぬ
いつの間にか消え去ろうとも
誰一人として気付かぬまま

私の建てる家も墓標のひとつに過ぎない。






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