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| 2004年02月03日(火) |
映画版『Sound of Music』 |
帰りに丸かじり寿司を買いに行ったら売り切れ。 新しく作ってもらおうにも、具はあっても ご飯が切れちゃってダメなんだそうな。 やっぱり予約しておかなきゃだったんだと しくしく泣きながら残り物を買って帰宅。 ちょっとすねながら食事中にテレビ欄を眺め、 BSのアカデミー特集映画を見始めてしまいました。
今日は『サウンド・オブ・ミュージック』。 気づけばそのまま3時間。やっぱり好きだな〜。 しみじみ思いながらテレビを消したら、あっ! 剛のドラマ見そびれちゃったよ!せっかく珍しく 続けて見てたのになぁ。意外に面白かったのに。 ま、あまり急展開しそうな状態ではないし 映画で十分幸せだったから、いいとしますけれど。
『サウンド・オブ・ミュージック』、 よくぞつけたりという感じのタイトル。 見ながら、たくさんたくさん歌ってしまいました。 やっぱりこの映画で好きなのは、「歌って楽しい!」 「歌ってすごい!」って素直に思ってしまうところ。 晴れ渡った空の下、風を感じながら思わず歌ってしまう。 修道院を出され、知らない家に行く不安でいっぱいの時、 歌っているうちに どんどん本当に元気になってくる。 亡き妻を思い音楽を禁止していた大佐の頑なな気持ちが、 音楽によって解かされ、温かく安らげるようになる。 ナチス占領下での音楽会という制限された場で ♪エーデルワイスが聴衆に広がっていく場面も、 音楽の力を感じて、思わず泣けてしまう。
映像も、風景自体が美しいことはもちろん、 リーズルとロルフが東屋で歌う♪もうじき17歳での 若者たちの臆病で幸せな初恋を表すダンスなんか、 しっかり覚えているのに何度見ても嬉しくなるし、 修道女たちの♪マリア(リプライズ)が流れる中の 俯瞰で撮られた結婚式も、バランスがとてもいい。 修道院の墓地に隠れる場面での静と動、明と暗の 切り替えの上手さ。ドキドキさせられてしまう。
こんな名作が、昔からあるんだよなぁ・・・。 中学時代に視聴覚室で、オープンリールのビデオを 一生懸命セットしては繰り返して見ていた記憶。 それが、衛星放送で更に美しい画像で見られる現在。 見終えてため息ついて満足して、やっぱり幸せ。 DVD買っちゃおうかなぁ?CDで我慢しておく?
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