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2003年07月25日(金) M.O.P.『オールディーズ・バット・ゴールディーズ』観劇

帰りのコンビニで、くじを引いてくださいと言われた。
言われるがままに手を突っ込んで2枚引くと、
当たりですと言われて荷物に何か2つ入れられた。
覗き込むと、ヨーグルトとファンケルのマルチビタミン。
この間、口内炎出来たとこだしビタミンは嬉しい(^^)と
家に帰って開けてみたら、いくら薬にしても中身が少なすぎ。
外に書かれた内容量は30粒。思わず全部出して数えてみる。
31粒。あれ?また数え直してみる。31粒。
今日は、ちょっといい日かもしれない♪


幕:1幕60分、休憩15分、2幕75分
作・演出:マキノノゾミ
出演:歌子・ケイスケ(銀行強盗):キムラ緑子、山内圭哉
 山下警部:三上市朗、森繁子(窓口主任):林英世、
 笹岡支店長:酒井高陽、合田ヨシオ:木下政治、
 銀行員:勝平ともこ、岡村宏墾、友久航、塩湯真弓、塩釜明子、
 老人:奥田達士、老婆:市川ミヨ、警備員:岡村諦、
 出前持ち・客:永滝元太郎、ヨシオの母・客:竹山あけ美

う〜んと。
山内圭哉を見に行って、山内圭哉を見て帰ってきました。
ごめんなさい〜、舞台ファンとして邪道なことは重々。
でも、どうもやはり私はM.O.P.とは相性が悪いらしい。
マキノノゾミ脚本自体は『ビギン・ザ・ビギン』とか
『フユヒコ』で気に入ってるんだけど、M.O.P.は
『黒いハンカチーフ』に続いてダメが2本目。

どちらも、彼の思い入れのある70年代テイスト?が
満載で、しかも自身で演出というのがダメな理由かも。
最初のうちは、役者1人1人の存在感のバランスも良く、
笑いも含めてテンポよく話が進んでいくのに、途中で
いきなり、どうしたの?という長ゼリフばかりになって。
三上さん、嫌いな役者じゃないんだけど、重いよぉ(^^;
内容がどうという以前に、聞かせる準備もしないうちに
説教始められたようで、なんで私がこんなタルい話を
延々聞かなくちゃならないのよぉ?と反感が先に立つ。
確かに他の作品も、最後でまとめようとしがちな作者だけど
それをうざったいと思わせちゃうかどうかは演出の力かな?

誤解のないように。いい舞台なんですよ、多分ね。
セットとか衣装とかにもこだわりが見えて、
私にはロクに記憶もない70年代への懐かしさが甦る。
先にも書いたけど、役者の力のバランスも取れてると思う。
暗転が多用されているのも、舞台の転換のためではなく
時間の経過を表すための短いもので、明るくなった瞬間の
彼らの位置や表情から、関係性の変化が見えるのが面白いし。
好きになれないのは残念。でも、私には無理みたい。

でも後悔してないよ。圭哉さん、かっこよかったし(^^)
地味派手な花柄シャツに原色太縞のダボパンツ、
クルクルにパーマのかかった鬘も当時らしく似合ってたし。
(そろそろ、つるつる頭のままの舞台も観たいけど)
学生闘争の生き残りという頑なに生きる歌子に対して、
価値観が緩い人の良さもいいし(いいかげんとも言う(笑)。
次の彼の舞台は大阪限定だから、今日見ておけて良かった。
あー、舞台ファンとして邪道すぎる感想だわ、今日は。



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