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ナイショ日記◎いくみ


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2001年09月23日(日)    告白。

ひと月以上、彼にちゃんと気持ちを言おうか
ものすごく迷っていた。


ダメだった時のことを考えたら、仕事とか店の中とか
やりづらくなってしまうんだろうなぁ・・と
一人で考えたりして。


ちょうど8月上旬くらいの茨城であったロッキンフェスの帰りの
高速でパンク騒ぎがあり、もしかしたら事故で死んでたかも
しれないという出来事があった。

その時、彼に気持ちを言わないまま、このまま死んでしまったら
何も無かったことと同じになるんだよなぁ・・。と思い当たって



それはものすごく悲しいことに思えたから


ダメでも、生きてる限り大丈夫だな。
生きてればどうにかなるな。


と開き直って(笑)機会があったらちゃんと伝えようと
心に決めていた。



それでもなかなか機会というものはやってこないんだけどね。



9月の14、15、16と例のK崎の家に焼き肉大会(そして
冬は鍋だった(笑))で行ったときは
はっきりいって周りもオセオセだったので(マジで)
言おうと思えばいくらでも言えたけど



そういうのは抜きにしたかった。
純粋にフツウにみんなと遊ぶ時間を選んだ。


ただ、気持ちはこの時点で完全にバレたようだけど(彼曰く)



その一週間後。



前々からパソコンを彼が買い換える時に古いのを
くれるという話になってたんだけど
延ばし延ばしになってたので「いつ貰いにいっていいの?」
という話をした。


私の仕事の都合上、彼のスケジュール上




取りにいくのが深夜。しかも私の車で彼のウチに。



神様はホントにいるのかもしれないなー、と思った。




タイミング良く、ちゃんとチャンスがやってきた。
ジャマされることなくちゃんとゆっくり言えそう。
(彼と二人っきりだしね)



今日逃したら、もう言えないままなんだろうなぁと
思ったのだけど「出来る限り頑張る」方向で。

彼は、玄関のすぐ横にパソコン一式を用意してた。


「これは、ここに繋げるコードで、〜〜〜・・・大丈夫そう?」
「うん、なんとか。分からなかったら、のーちんに聞くよ」
「よし、じゃあ運ぼうか。」
「えっ(何?もう運ぶの?!)いやー、私ソッコーここに来たから
ちょっと疲れた。少し休ませてよ(笑)」

今思っても、よくここで機転きかせられたよなぁ、私・・。

「あー、うん。いいよ。どうぞ」
「やったー、おじゃましまーす♪」




(内心ヒヤヒヤしながらもガッツポーズ(笑))




しばらくテレビみながら、お互いのことをゆっくり話してた。
のんびり彼と二人で話すことはなかなかなくて。


でもさすがに夜中の2時近くになったので
帰らないとまずいよなぁ・・。とそろそろ気になってきた。

彼が話を続ける。

それに私が返す。

テレビを見てる時間が増えて
沈黙が次第に増してきた。














「あのさぁ」
「ん?」







「私、のーちんのこと好きだったんだぁ」





彼が背もたれにしてたソファに仰向けになった。
私からは顔が見えない。彼はいったいどんな顔をしてるのか
ものすごく気になった。


遠くから彼の声が聞こえた。



「・・・そっかぁぁぁ」


「うん。ちゃんと言いたかったのね。・・やっと言えた(笑)」

「うん」

ガバッと彼が身を起こした。
今までに見たことの無い、優しい笑顔。

「言って、もしダメだったら気まずくなるのかなって
思ったらなかなか言えなかったんだけど
言わなかったら何も無かったのと同じだから」
「うん・・」


しばらく置いて彼がポツリと

「・・・でもまぁ・・言って今までよりも気まずくなるとかは
ないから。安心していいよ。」
「??そうなの?」
「うん」


「でもね、たぶんのーちんに気持ちはバレてたとは思うんだけど」




「うん、知ってた」


「・・・えっ?!いつから?」
「だってK崎ん家にいった時のこととか、わかりやすかったもん」
「マジで!?」
「うーん。。。かれこれ4月くらいにはうすうす気付いてたよ」



!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんですと!




そんなやり取りをしてるなか
彼からは「ありがとう」という言葉だけ
(あとパソコン)を貰って車で帰ることに。




後部座席にパソ一式を乗せて、私もそろそろ車を出そうかと
いう時に一言いおうと思って窓を開けた。



「じゃあ、おやすみ」
「うん」
といいながら彼が私の頭をゆっくり優しくなでてくれた。

帰ってから、彼にメールをした。
(保存してあったのをまんまおこしてみた)

「今ウチに着いたよー。パソコンありがとうね。頑張って
つなげてみる。何だか今日は唐突で驚かせてごめんね。
でも自分の気持ちに正直になってみたんだ。とりあえず
そんな感じです。じゃ、おやすみなさい。」

「今日は少し驚いた。なんかありがとう。ちょっと
おかしいかな?でも今言えることはそれしか思いつかない。
パソコンともんじゃがんばって。それじゃ、おやすみ。」

(↑私が次の日後輩たちともんじゃだったからね・・)


彼からもしダメだという返事をもらうことになっても
絶対後悔しないと思った。あの時、二人でゆっくり話をして
ちゃんと気持ちを言うことが出来て、聞いてもらえて。

彼の照れた顔も。
まっすぐに私を見つめるまなざしも。
優しい笑顔も。



あんなのーちん、初めてみた。




なによりだ。

しない後悔よりした後悔のほうが遥かにマシだ。

後悔なんかするもんか。



半年ちかく続いた片思いに、一応のピリオドを打った日だった。






「シセイカツ。」←随時更新。
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