Bonjour♪ソワレ日記
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2002年11月20日(水) サムイ夜の更に夜

お仕事の帰りにハンドルをぐるぐる廻しながら考える
となりで眠るプチ社長は無視して新曲の詩を考える
♪暗くなったから〜帰るなんて言わないで〜
ピンと来たけどたぶん忘れる気がする、川崎市宮前区をドライブ
わたくしの新しいパートナーチェロ吉くんは頼もしい代わりに大飯ぐらいで泣きたくなる
でも、そんなの無視、愛するならば無償の愛、ひたすら走る
ブブブ〜246レッツゴウ
ここはスピードがエスカレーションで困るなあ、ブブブ〜これも練習
某公演近くで降りてお茶を..と思ったら遠く遠くから大きな声が
アカペラの練習をしている少年と出逢う
1曲リクエスト、ギャラにお茶を差し上げる
ほーっと考える、こういう唄を唄えなくなった代わりに僕は何を得たのだろうか
最近よく考えるテーマ、こういうのは無駄じゃないと思う
確信の中に何かがないとつまんない、それは過ぎた時間と言いかえてもいいけれど、
とにかくそういうもの
時間を重ねて成長するものは何だろう?ひとってあんま変わんない気がする
そんな自分を大事にすることも、つまり変わらない自分を主張し続けるのも、
決して悪いことではないと思うけど、そのまま頑固な大人になっちゃうのは、つまんないし、望まない
サムイ夜の更に夜、少年たちはホットなお茶を握りしめて、一生懸命喋ってくれた
出逢いは奇跡なり、よい出逢いも悪い出逢いも
幸い僕は悪い出逢いに敏感なところがある、だからあんま、傷つかない
代わりに人を傷つけることがあったとしても、仕方ない
だって、傷つけたくない気持ちがはじめにあったのだから、これは正当な思考、残念な結果なだけ
どんどんシンプルになりたいと思う、たとえば歌手としては随分前にはじめの一歩を歩み出してしまったけれど、
その代わりに過ぎ去った唄や時間やステージが今の自分の糧になっていることを、
ほんとに、信じたい
あなたたちの気持ちの様に、そんなソウルのままで僕はもう唄を唄うことが出来ません
それはひとつの悲しみ、これは僕に取ってそう感じる事実
じゃ、どうするの?そういうのはたまに大変なことなのです、と気付く
海原にひとりきり、チェロ吉くんもごんたもいない
越路さんの言葉
「あかりをあびている時だけが本当のあたしの気がするわ」
海原に灯すあかりを見つけてくれた越路吹雪ナイトのお客様は127羽のカモメさん
みなさまの声に支えられて、今日も唄うソワレです
アカペラ少年、約束通り「青い部屋」で逢おうね
ブブブ〜甲州街道レッツゴウ!


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