Bonjour♪ソワレ日記
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2002年10月27日(日) ネオシャンソンの宴における感想文

思いおこせば4月頃
ずっと学園祭でシャンソンが唄いたかったこのわたしは
お店にいつも来てくれる行動的で唄がうまい、更にシャンソンが好きなおんな、
ムサビのあやちに半ば強引にその約束をとりつけました
思い返せば9月のあたまの月曜日
チケット発売初日に2枚しか売れなかったとほうほうのていでお店に現れた
あやちを見て、ネオシャンソンなんてまだまだ社会には通用しない言葉だと
ひとり静かにハンケチを取り出したのでした
思い出すのは3週間前
とりあえず下見とご挨拶に伺ったムサビは思いがけず遠く、
会場である教室は思いのほか広く、果たしてここにお客様が集まるのか、と
自問自答しながらも野外ステージをやるであろう広場の真ん中で、
アカペラでシャンソンを唄ったのでありました

前売(400枚)完売のお知らせ
戸川さんのスケジュール管理
当日の内容決定
夜フェスinトロワの準備
PAの確認
..確実に来るその日の為に我が身の繊細さを忘れ、ふと気付けば体調を崩し、
やばいな〜と悶々としながらその日は来たのでありました

朝9時半
PAのたけちゃんと国分寺で合流、道に迷い最初はモノレールの下を走るが、
「これを言っちゃあ実行委員の皆様に申し訳ない」と
地力で辿り着こうと頑張るが結局ムリで電話でナビしてもらってやっと着く
朝10時半
みなさまにご挨拶、あやちはここんとこずっと顔が引きつっている、大変なことを頼んでしまったにも
かかわらず、実にバッチリケアしてくれて、ありがたき幸せ、がしかしPAトラブルで音が出ない
朝11時半
早めに戸川さん到着、これもあやちのお力で迎えをお友達にやってもらう、
こういう雰囲気、とどのつまり学祭の雰囲気に交われることはとっても嬉しい

...ここでそれが何でかを考えると、まるで今まで僕がやって来たイベントに近いからだと思われます
手作り感覚、お金がないところで何かを作ろうとするパワー、よいものを信じているのもを
掛け値なしで提示する為に使わないタニマチ、これぞ文化の構築なのではないか、
と勝手に思ったりしているので、ここにいられることがとっても嬉しいのでしょう、と
判断いたします、でわつづき

昼12時
渚&エルナ&ピエール到着、なんか落ち着かないわたしの隣に
「当日入れないんですか??」
と詰め寄る人たち、さっちゃんが謝ってお断りをしている、聞くと当日もギリギリ50席まで出したとか
戸川さんは何を唄おうか、と譜面を31枚も持って来た
午後1時半
開場前に並ぶ人々は4階までの階段を全部被い尽くす、かんど〜である、この姿を目に焼きつかせようと
何度もうろうろしていたらあやちに注意される
午後2時
開演、手作りの素晴らしいステージで唄う
第1部
出演/ソワレ 高橋ピエール エルナ・フェラガ〜モ 渚ようこ
ピアノ/中上香代子
1/恋のあと
2/恋のロシアンキャフェ
3/僕はSNOB(エルナ)
4/あきれたあんた(渚)
5/ろくでなし(トロワ)
6/私の人生
7/GIGI LETTRE
8/愛の讃歌
第2部
出演/戸川昌子
ピアノ/中上香代子
1/リリー・マルレーヌ
2/ラ・マンマ
3/私の孤独
4/お定うらみ節
5/玉乗り
6/行かないで
7/ビアン・ムッシュ
アンコール
1/ラスト・ダンスは私に(全員)
予定時刻を30分オーバーしての終演でした
お客様はほんとうに満員御礼で、じーんとしちゃったです
実行委員のみなさま、本当にありがとうございました
さぞかし大変だったことと思います、みなさんに夢を叶えて頂いて、夢は叶うもんだということを、
くさい台詞ですが改めて知ったということをあやちさんにお礼として
捧げようと思います、本当にありがとうございました

アフター野外ステージも大盛り上がりで、やっと文化祭の雰囲気を楽しみはじめたら、
ほんとに楽しくてあっという間に時間は過ぎて行ったのでした、戸川さんも
酔っ払って僕もすっ転んでとにかく楽しくて、
本当に感無量ないちにちだったです
あ〜、終わってしまった、それが悲しくて、でもこれ以上のものを明日から
やらなければいけない、と思うわたしはやはり生の舞台が大好き
そしてネオシャンソンをこれからも唄ってゆくことでしょう
儚き人生でも、果てなきかな...これも幸せ

キャストのみなさま、スタッフのみなさま、実行委員のみなさま、
あやちさま、ありがとうございました


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