深く,深く,真紅の海へ。

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2002年08月11日(日) 午前1:30。あたしは外に追い出された。

正確に言うと,ちょっと違う。
「犬の散歩に一緒に行こう」と言う母に
「あー…(PM)11:30過ぎたらねー」とか言ってあたしはネットを満喫してた。
したら,いつのまにか,AM1:30で…いつのまにか母は寝てた。
でも,母は,突然起きて…正確に言うと,あたしがガチャガチャやったから起きたっぽいけど…
あたしに
「ラン(犬の名)が可愛そうでしょう!?どうして行ってあげないのっ!!!
勉強もしないでネットばっかして!あんたなんか生きる価値ないわよっ!!!」
とか何とか言われて。
あたしは,ランの散歩に行った。
多分,母は時間がわかってなかったんだと思う。
あたしは,夜1人で外になんて出してもらえないから。
塾の帰りとかも,駅まで迎えに来ようとするような,母だから…。
けど,あたしは…このまま何処かに行ってしまおうか…
とか思ってた。
ランの散歩をしながら,昔の事を少し思い出した。

昔,あたしは母に怒られるとき,いつも頭を叩かれてた。
時には,重たい辞書などで。時にはそこ等にあった,リモコンなどで。
それは,母にとって,あくまで躾。
あたしもそう信じて疑わなかった。
けど…今はどうなのだろう?
と思う。
母がランをしかるとき,体は叩いてはいけないという。
頭は…いいけど。
おなかには,内蔵があるから。
あたしも,同様の理由で,頭を叩かれていたのかな?
おなかとかだと,痣とかできるけど,頭は…痕は残らない。
ううん。残るのかもしれないけど,あたしには残らなかった。
血も,出なかった。
けれど,あたしは痛くて泣いた。
ごめんなさい…ごめんなさい…と…。
幼かった,私。
そしてまだ幼い,私。
それが,躾なのかまだ未だにわからない。

母親は,財布がなくなったり,苛つくと,それは全てあたしのせいだという。
あたしが,言うことを聞かないで,我侭言うから。
そうだね。
あたしは我侭だよ。
けどね。ママが会社に行ってる間は,あたしはママと会ってないよ?

ランの散歩。結局あたしは,数10分で帰ってきた。
ランが糞をしたけど,紙がなかったから,仕方なく,
そこ等にあった,低い木の枝を手折った。
可愛そうな木たち…。
その枝を使って,あたしは見えないように,
その木たちの植えられてる土の処に,糞を寄せた。

今朝になって,「母が下着が足りないわよ!!!」と…言った。
合宿に持っていった,下着が足りないそうだ。
けれど,あたしはキチンと入れたはずなのに…
どうして,ないの?どうして…
下着なんか,ホテルに忘れたら,恥ずかしいよ。
塾で言われたりしたら,あたしはもう塾になんて,行かないよ。
嫌だよ…嫌だよ…ヤメテ…ヤメテ………お願いだから。
神様,仏様,キリスト様…どんな神でもいいから。
お願いだから,見つけてよ。
あたしの下着。家の中から…っ。

更新記録⇒独り言。『籠の鳥。



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音瀬柘榴 |手紙