またゲームに影響を受けてですか? - 2011年12月08日(木) ちょっと物申したくなったので書いておきます。 埼玉の男子高校生の傷害事件ですが。 またこんな証言が出てきているようです。 「関係者によりますと、生徒は、ナイフや銃などの武器で戦うゲームを通じてナイフに興味を持つようになり、折りたたみ式ナイフなどを同級生らに見せることもあったということです」 ……で、規制なんですかね? 規制しても意味なんてないと思いますよ。 規制して、ナイフや銃を見知らぬものにすればするだけ、 他の何かで知ったときに興味が一層募るだけだもの。 これを笠に着て規制を謳う方にはぶっちゃけ 「世界中からナイフや銃を無くせますか?」とお聞きしたい。 無理でしょう。 それに現状、ゲーム以外で武器に触れられる媒体って何かありますか? 映画ですか? 漫画ですか? まあいずれにしても、敷居が低そうなのは こうして取り扱われるサブカルチャーでしょうね。 物理的な痛みを知らないから、 刃物を人に向けることが出来てしまうのだと思うのです。 想像力が、もたらされる痛みに向かない。 ただゲームのように「かっこよく」振り回してみたい、それだけになっちゃう。 タバコやお酒、年齢で規制されているその他諸々、 何でもそうじゃないかな。 規制されているもの、触れられないものには、むしろ却って憧れが募るものだと思うのです。 そういう経験ってないですか? 私はちっこい子供だったので、 身長で制限されている遊園地のジェットコースターになっかなか乗れなくて ひたすら憧れを募らせてました。 そんな他愛無いものもあるし、 もう少しこの問題に近いものだとお酒がそうかな。 まあ、他人に対して被害を与えるものでは、あんまりないですけども。 (お酒は馬鹿な呑み方すると人に迷惑をかけますけども) 規制しても、本当に効果的な影響は望めないと思います。 だって規制されている「理由」について想像力が及ばないもの。 知らないものへ、本当の意味でその危険性を想像することは 人間にはとても難しいと思います。 刃物は綺麗です。 実用品としてもとても綺麗だと思いますし、 ゲームや漫画、小説、映画、何でも良いです、 主人公たちが扱う武器に憧れを募らせる人は多いでしょう。 「あの○○で使われたもの」と 模造刀やレプリカ武器を買って喜ぶ人は多いでしょう。 それはファッション雑誌でアイドルやモデルが身につけたものを 入手する人とディテールは違わないはずです。 で、皆が皆、それを振り回すかっていうとそうじゃない。 更に体験したいと思う人は、 剣っぽいものなら道場に通ってみるとか、 銃ならサバゲーに行ってみるとか、 ファッション重視ならコスプレの方向にシフトしていくでしょう。 TRPGも、この幻想をリアルにするひとつの手段だと私は思っています。 また、「現実で人に向けたら捕まるじゃん」と 『常識的に考えて』普通はやらないでしょう。 何故その普通ならストッパーになるだろう『常識的に考えて』が この子に作用しなかったのか、それを考えるべきです。 それに、切れるものを扱うときって、慎重になりませんか? 私はぶっちゃけ缶詰の蓋でもかなり慎重になります。 ハサミでもカッターでも、缶詰の縁でも、自分を切ったことがあるからです。 だから、刃物は使い方を間違えると痛いものだと知ってます。 知っているから慎重になるし、扱うときは気をつけようと思います。 刃物は、自然と人に向かないように扱います。 これが出来ないのは、痛いという実体験を知らないからではないかと思います。 人間は基本的に、自分の体験から想像を膨らませる生き物でしょうから。 ですから、自分が体験していないものにリアリティをもたせられる職業の方には (作家さんとか俳優さんなんかですね) 心からの敬意を払いたいと思っています。話が逸れた。 まあともかく、問題はそこじゃねえ、と声を大にして言いたいわけです。 それは臭いものに蓋してるだけなんだよ。 その蓋が開いちゃった時にはどうすんのよ、ねえ。 ……まあ、ともかく。 ご近所の話で「普通の子」「信じられない」と言われる子たちが (この子もニュースで聞いてたらそうでした) 病んでいる現状を根本的に何とかしない限り いくら規制を増やしてもこの手の犯罪は減少しないと思います。 ...
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