新年始まってもまだイオン - 2008年01月04日(金) 夜闇の中に、冬薔薇の赤い茂みが暗く沈んでいる。 その前に立つ白銀を纏った背中は せつなくなるほど小さくて、ただまっすぐに伸ばされていた。 ……という感じで。 イオンのアフターストーリーをちょこちょこ思い浮かべているんですが、 重要人物(になるはず)のキャラ立てが出来なくって 遅々として進みません。 問題児の名はゼフィロス・エリュテイア。 エリュテイア家はイーリスの傍系筆頭。 ここも一応名門貴族に数えられているお家です。 イオンとは血の繋がらない従兄の関係になる青年です。 年齢は10歳違いのエアルとイオンのちょうど真ん中。 周りの思惑はともかくエアルをこっそりと尊敬してました。 エアルがイーリスを継いだ時(エアル23歳、ゼフィ18歳、イオン13歳)も、 もう少し自分が年嵩だったら風当たりを弱められたかも知れないと 内心非常に悔しく思っていました。 ゼフィは次男で、当時は父や兄を覆してとまでは思って居なかったのです。 ですが、2年後にエアルが謀殺されてプッツン。 尊敬していた義理の従兄が死に追いやられ、 その妹が出奔したこともまたそれに拍車を掛けました。 イオンが身を引いたのをいいことに、 暢気に誰がイーリスを継ぐかと談合を始めた 一族の主だった年長者たちを見て粛清を決意。 手始めに父と兄を説き伏せ、 その後半年の時間を掛けて少しずつ一族内の年長の有力者たちの力を削ぎ、 また注意を払って自分の地位を固めていきます。 元々エリュテイアはイーリスの次に位の高いお家でしたので 彼の思惑が比較的すんなりと通ったのはその影響もありました。 一方で、修道院に入ると書置きを残して行方をくらましたイオンの捜索も 地道に行っていました。 まさか都に残っているとは思わずに なかなか網に引っかからなかった訳ですが……。 半年後にイオンがひょっこりと、 それまで王位に就いていた少年王を退け新王となった男の傍に現れます。 イーリスの親族たちは、それまで無碍にして結果叩き出す形になった娘が 厳格で他者を寄せ付けないと評判の王の傍らの位置で王宮に戻ってきた為、 何か厳罰が下るのではないかと真っ青になりました。 ゼフィも内心では仰天しましたが、イオンの様子からそれは無いと判断。 けれどこれは好機だと看做し、 残っていた親族の有力者をまとめてやっつけ(殺したわけじゃないですよ) イーリスの当主代行として振舞うようになりました。 代行と称しているのは、 本人が何れ望むようであればイオンに当主位を返すのが (エアルに対しても)筋だと思っているためです。 そのイオンはといえば戴冠の儀のごたごたで死に掛けちゃんに。 (零下の礼拝堂で防寒着も無く脇腹に怪我負ったまま一晩過ごし、 途中から意識を無くして発熱&当然傷は悪化。 むしろ凍死しなかったのが不思議なくらいという状態) 暫く後にようやく回復すればあろうことか国を出ようかと思っている風情。 とにかく落ち着くまで都に居させるべきだと 生前のエアルの友人であった騎士たちと結託(笑)して 騎士団の内勤としてイオンを留め置くことにします。 少年期からゼフィは漠然と5つ年下の少女に対して 無自覚ながら淡い感情を抱いていたわけなのですが、 (名前もつけられないくら本当に淡く) この頃には確かな想いとして自覚するようになっています。 そして……1年の時を経てイオンは自分を取り戻すのですが。 とりあえず、イオンがくっつくならこのゼフィだろうなと思っています。 一人身のまま通し、親族内からイーリスの血を引く子供を養子にするか、 イーリス分家から候補を見繕って結婚するか。 イオンは最後に家を継ぐと決意したんですが、 自分が養女だということも同時に自覚しています。 兄が養父の伝えた家風だけでなく、 イーリスの血についても大切にしたいと思っているのを見てきているので、 どちらかの道を選ぶでしょう。 イオンは決して無邪気なだけの女の子では無いので(兄の教育の結果)、 ゼフィの想いにも、 それを抑えてあくまで自分の意思を通してくれようとしていることも ちゃんと気付いています。 女の子の方がその辺り上手だと私好みっ!(待て) でも、男の子の方が最後にちょっとの狡さや甘えや弱さを ただ黙って引き受けて抱きしめてくれると尚良しっ!(ぶっちぎって暴走) 間違いなくブラコンの気があるイオンだと思いますが、 ゼフィも良い男(多分)なので5年くらい時間を掛けて お互いに向き合ってくれればいいなと。 エアルの薫陶を受けて、かつNPC様の影響も受けて とびっきりの奔放娘に育ったイオンですから。 元々持っていた羽。 兄から貰った翼。 NPC様が吹かせてくれた風。 空を駆け巡る鳥。 でも……時には帰って休む場所も欲しいから。 ゼフィロスはイオンの帰ってくる場所に、大地なればいい。 そんな風に思っています。 ゼフィロスって西風の神様なんですけども(笑) イオン・イーリスは『虹色の菫』ですが、 ゼフィロス・エリュテイアは『赤い西風』となります。 余談に神話談義ですが、女神イリスは処女神という説と、 ゼフィロスの妻という説とあるんですよー。 (前者の場合、ゼフィロスの奥様は花の女神クロリス) イオン一人身パターンも考えたんですが、 彼女が淡い想いを引きずったまま一生を終えるのは、 先に命の輪廻に還っていったNPC様は あんまり喜ばなさそうだなぁと思うのですよね。 イオン自身としても家族を全て亡くしていますし、 自分を最後に両親の血を絶やすのはあまり好ましく感じなさそう。 私自身が田舎育ちのせいなんでしょうか。 何となく血が絶える……って芳しいことには思えないのです。 歴史小説とかの影響もあるのかなぁ。 時代劇何か見ると、お家断絶って絶望的な出来事ですし、 戦で負けるとどんな子供に幼くても男の子は命取られちゃったり 出家させられたりしちゃいますし。 何か話が逸れた。 というわけで、私の中でゼフィは重要人物なんですが、 彼の性格がいまいち見えてこないんですよね。 ……いや、見えているものはあるんですが、 そのまま採用するとまんまNPC様ズと被るんですよー。 新王NPC様にも元少年王NPC様にも……。 ツンっぷりとか、ちょっとぶっきらぼうなとことか、 あんまり素直じゃないとことか。 決して素直に優しいタイプの性格ではないと思うんですけども、ゼフィ。 んー、色んな性格の人を当てはめてみようかな。 でも絶対にエアルとは似てない。絶対(笑) 先にエアル兄を書いてみようかな。 ちなみに、エアルは穏やかで優しい人ですが同時に相当な曲者です。 生まれを隠してらっしゃいましたが、 新王様が実際に王家の血に連なる隠された長男だったということにも 気付いてたと思います。 その上で、あえて妹をその手元に送ったはず。 どこまでの意図を含めていたかは未だ語ってくれませんが。 ……そんなエアルに啓蒙されているので、 イオンも割と笑いながら黒思考出来ますよー、うふふ。 黒いだけでダークにはならないですが。 ゼフィ頑張れ(肩ぽむ) もう少しで仕事始めなので、お休みの最後はめいっぱい 想像遊びで満喫したいと思います。 ...
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