【詠〜凪の海】 - 2007年01月15日(月) 別れの言葉は見えない剣だった。 空気のような幸福 ――在ることが当たり前で気づいていなかったそれを、 ただあっさりと切り裂いていった。 粉微塵になった幸福は もう二度と戻らないのだと、虚ろをかみ締めた心がうずいた。 胸の内の平坦さは、平常ではなく放心を映したもの。 自分でも驚くくらい傷ついていることを認めざるをえなくて 口元が歪んだ笑みをかたちづくる。 世界は流れざわめくものと、 聞き飽きるほどに聞いていたはずなのに。 無意識のどこかで、揺らぐことは無いと信じていたのだろう。 この日々が。 空気のように当たり前で 陽射しのようにあたたかな幸福に包まれた日々が 永遠に自分たちの傍にあるのだと。 そう。 まるで、凪の海を永遠と思うように。 --------------------------------------------------- というわけで、プロローグというか。 最初のことば。 です。 思ったより泥沼だった。わー(そんな人事みたいに) ゆっくりしっかりかたちづくりたい、 こちらも頑張って欲しい世界です(っていうか私が頑張れ)。 ……って、ルナルね、ルナル。 カメどころじゃないけど、歩いてるんですってば、一応! (一応火はついているんですが、丸焼けにでもなりそうな感じ) ...
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