マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

「愚かなる新成人たち」に捧ぐ。 - 2004年01月13日(火)

参考リンク:<成人式>式批判やユニークな催しも(毎日新聞)

成人式というのが、また今年も槍玉に上がっていて、僕の周囲の大人たちも、「何であんなやつらのために成人式とかやらないといけないんだ」とか言っているのですが。

でも、「普通の成人式」というのがメディアで取り上げられなくなっただけで、大部分の成人は、多少行儀が悪いながらもごく普通に新成人になっているものだと僕は思うのです。
バカな野球ファンが川に飛び込んだからって、野球をやめるなんてことが取りざたされることがないように、成人式は成人式でメリットもあるのではないか、と。少なくとも、昔の知り合いとかに会える機会があるっていうのは、悪いことじゃないし。
 正直なところ、ああいうバカ新成人たちを批判するのにももう疲れた、って感じもするんですよ。例の「妨害福男」にしても、これだけメディアで叩かれた時点で、今年の「福男」どころじゃないわけだし。

 ところで、上のリンクにある、「議員の紹介の長さ」を批判した新成人代表を別室で「どうけじめをつけてくれるんだ」と恫喝する議員たち、というのは、この新成人以上にみっともないと思います。ヤクザかお前ら。
「選挙の票のため」というのが図星だったから腹立ったのかな。

 新成人の諸君。つまらない大人の話を聞いたふりできるくらいに、早く大人になってくれ。集団の力に頼らずに自分の意見を落ち着いて言えるくらいに大人になってくれ。大人になんかなりたくないと思うかもしれないが、安心してくれ。君がどんなに大人になりたくなくても、君の周りはいつの間にか自分よりガキだらけになっちまう。そんなもんだ。

 今日のニュースで一番印象に残ったのは、自衛隊員の成人式だ。みんな一様にいい顔をしていた。それは、見る側の感傷なのかもしれないけれど。
 最近どうも、自衛隊員が偉く見えて仕方がない自分に驚くことが多い。



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