マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

日記書きには、公共心に富んだ人が多いのだなあ… - 2003年11月10日(月)

 自分でさんざん選挙ネタを書いておいてどうかと思うのだけど。

 こうやってWEB日記巡りをしていると、日々テキストを書いているような人たちは、「民度」というか、本当に社会情勢に対する意識が高いのだなあ、と感心してしまいます。

 もっと正直なところを述べてしまうと「選挙は国民の義務だ」なんて声高に言われると、「ああ、やる気のない国民でごめんなさい」とかComplexが刺激されまくってしまうわけですね。
 ああ、Be my baby !

 僕は政治とか選挙とかいうのが基本的に大嫌いなのです。選挙運動は煩いだけだし、マニフェストなんて、どうせ守るわけないと思っています。
 本当に政治をやる気があるのなら、当選した時点じゃなくて、任期が終わってから万歳しろよ。
 「選挙に立候補するような人」とか「候補者を一生懸命応援するような人」というのは、僕がもっとも苦手とするタイプの人間がほとんどです。
 「少しでも自分の意志を示せ」とか「投票してから文句を言え」とか言われても、「投票する」というのはポジティブな意思表示だと思うので、「巨人と阪神、どっちが好きか投票しろ」なんて言われても困るのです。だって、どっちも大嫌いなんだもの。
 甘いものキライって言ってるのに、「ケーキか饅頭か、絶対にどっちか食え!」って言われたらイヤじゃない?
 マシな方を選んでしまったがために、万が一当選してしまって後ろめたい思いをしたくはないんです。

 僕にとっては、投票日だからって近所の人たちに見張られに行くよりは、家で本読んでいるほうが楽しいし、論文でも読んでいたほうが有益です。

 すみません、本当は「マトリックス・レボリューションズ」観に行ってました。けっこう空いてましたよ、たぶん選挙のせいだけではないと思うのですが。

 というわけで、いろんなサイトを読みにいって、ひそかに自分の「民度」の低さに悲しくなってしまいました。
 でも、よっぽど気が向かないと、今後も投票所に足を運ぶことは無いと思います。
 もし、自分の選挙区に田中真紀子さんとか菅源太郎さんみたいなメガトン級のトンデモ候補がいたら、彼らを「当選させないために」投票所に行くことはあるかもしれませんが。

 大声で言うのはかなり気が引けるので、ここで小声で。
 昨日の選挙は、「棄権」させていただきました。

 「普通選挙」が実施されるまでの先人の労苦を思うと、申し訳ないんですけどね、いやまったく。


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