マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

医者にだって、金持ちもいれば貧乏人もいる。 - 2003年04月26日(土)

 日記に書こうと思って、書き忘れた話。
昨日、同僚の医者たちと話していて、みんな金がない!という結論に達した。
僕らは大学院生だったり、研究生だったりするので、基本的には無給。
僕は、まだバイトでの収入があるので(内科でほどほど年取ってるので)
まあ、今のところはバイトで稼いで、貯金を少し切り崩す程度でやっている。

しかし、他の専門性の高い科から来ている先生たちは、
専門医を標榜できるほどの経験もなかったりするので、検診などの給料の安いバイトしかなく、かなり経済的に厳しいらしいのだ。

 そんな中、ある先生が(僕と同じ30歳くらい)、前に北海道の東のほうの病院に派遣されてたんだけれど、そこは凄かった。月収120万にボーナスありだったから(ちなみに、当時の彼は「研修医に毛が生えた程度」だったらしい)。
 でも、その街には娯楽施設がほとんどなくて、漁に出られないと若者が昼間から飲み屋やパチンコ屋に溢れているようなところ、らしいのだが。
 たまに急患で大変なこともあるらしいけれど、基本的にはヒマらしいし。

 要するに、職場を選ばなければ、稼げるところはある。ということなのだな、きっと。
 しかし、やっぱり誰も行きたがらないらしいから(なんと言っても、すごく寒いみたいだし)、医者というのは、けっこうプライドの職業なのだろうな。
 安い給料で、忙しく働く自分へのナルシズムに依存した職種。
 僕も「いいなあ」と思いつつも、そこで働く勇気はないと思う。

 ところで、もうひとつ聞いた、ただひたすらムカツク話。
 ある私立の医大で、バカ学生が全然勉強しなくて留年したらしい。
 すると、その学生の親は「なんでうちの子を留年させたんだ!」と大学に怒鳴り込み、「留年するなんてかわいそう…」と子供に高級外車を買い与えたという。

 とかく世間は理不尽だ。「金が天下のまわりもの」ならば、今僕がいる場所は「天下」じゃないのではないか。

 医者にだって、善人もいれば悪人もいる。金持ちだっているし、貧乏人もいる。
 ただ、それだけのことなんだけど。




...




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