mighty river

2003年03月21日(金) せんそうとか

昨日のお昼頃、病棟のテレビから、どかーん、どかーん、
みたいな音がして、見ると、戦争とおぼしき事態が展開していた。

仕事中なんでテレビなんか見てはいけないのだが、
各チャンネルを回して、テレビ局の興奮の度合いを調べてみた。

「事の重大さ」を測るバロメーターとして、新聞の見出しの大きさと同じくらい誰でもやる行為だろう。

いつか、ものすごくものすごく超重大な事件が起こったら、
新聞の一面全部が真っ黒地に白抜きの、全部見出し、という事もありえると思って、それを期待しているが、「昭和天皇崩御」の時も、そこまではいかなかったし、阪神大震災の時もそこまではやっていなかった。


テレビは、12chの間延びした洋画と教育テレビを除けば、全部戦争だった。

「なんか、戦争が始まったみたい〜」

N-Sに戻ってとりあえず言ってみたら、というのは、誰もその話題に触れないからなのだが、各自がそれぞれこの戦争に関する意見めいたものを言ったが、今は覚えていない。



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うちの9才の男児、末次郎は、数日前からテレビを見ながら

「戦争反対!!」

としきりに叫んでいる。親が教えなくてもこんなに反戦意識があるんだ、と意外だった。

しかし、よく聞くと

「ミサイル落とすなら東京に落とせ」

とか言っている。要するに、自分のところには落ちてほしくないと。

達也が、「東京じゃ隣だよ」と言うと、今度は

「北海道に落ちろ」

などと言い、「お前、それじゃ戦争反対になってないじゃん?」と言われていた。

それでもまだ「北海道」「北海道」などと言うから、「北海道だって人が住んでいるんだよ」と教えた。

自分だけは助かりたいという、利己的で原始的な反戦意識であるが、自分の子なのでかわいい。



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ネット的には、情報源として特に心当たりもないので

田中宇さんのメルマガを開いた。
(普段は読まずにnPOP上で削除していることが多い)


最後のメルマガは3月18日号で、「★イラク侵攻のリスク」だ。

ふむふむ…

としかいいようがない。

次に行ったのは、藤原新也の「戦争に丸猫を!!!」という、分るような分からないようなメッセージである。
あの人は、てっきり「犬」の人かと思っていたが、猫にもシンパシーを感じているらしい。


2ちゃんねるなんかは、めんどくさいから行かない。



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誕生日だったので、職場の同年齢人、Wさんからメールが入った。

Wさんは、「自分の方が学年はいっこ下」にやたらこだわる。

「学年がいっこ下って、この年になってもまだ関係あるの?
学校行ってないのに!」と応戦しているが。

こんなことでケンカするのは、童心に帰って?楽しいものだ。


さて。

21才になったつもりで、がんばろう。




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