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■ ノスタルジー
今日は古い友人?と飲みに行っていたわけだけど、場所はいつもの場所ではなく、12年ぶりぐらいかなぁ〜?ほんと懐かしい場所で飲んだ。 私がまだ看護学生の頃に働いていた医院の近所の居酒屋さん。
居酒屋さん自体は古くもなく新しい最近できたんかなというお店だったけど、たまたま友人がその近くに住んでいたもんで、その近くで飲もうということになり。
いんやぁ〜懐かしかった! 駅を降り立つと随分変わっていて、新しいお店やマンションなどできていて、ちょっとどこだっけ?と迷ってしまったけど、当時よく行っていた大衆食堂屋さんや昭和チックな喫茶店や商店街の昔ながらのお店も何件か残っていて、ほんとコレコレコレ〜と思いながら歩き回った。
待ち合わせの時間よりも少し早く着いたので、昭和チックな喫茶店(おそらく店内は綺麗にリフォームされている…が昔の面影は残している、看板は昔のまま)でコーヒーを注文。 今どきのカフェみたいに、イスが小さく高くもなく、隣のテーブルも近くなく、どっしりと構えた低めのソファーに、これまたデンと置かれた長テーブルがあって、隣のテーブルとの間隔も十分あり、落ち着く雰囲気。
コーヒー一杯で何時間でもボ〜としていられる空間。 無機質でロボットのようなマニュアルスマイルの店員さんもいない。 どんな人生を歩んでこられたんだろうと思われるような深みのある笑顔の店員さん。
なんかいろんなこと思い出しちゃったよね。 うちの実家、3歳から10歳まで過ごした喫茶店。 高校時代、友達と泣いたり笑ったりして、何時間でも過ごした喫茶店。 先生と行った喫茶店(いつもおごってぇ〜とねだってた)
そこにはいろんな人生模様があって、勉強の悩みから恋愛の悩み、嫌いな先輩の陰口、そんなこんなも話して… それと家の悩み、どうにもできない親のことなど、私よりも先に友達が泣いちゃったりして、当の私は泣くに泣けなかったということや…
そんな女子高生の事情を、聞かないふりして全部聞いて知ってくれている店員さん。 別に何してくれるでもなく、『いらっしゃいませ』『ありがとうございました』、ただそれだけのことだけど、早く帰れよと言わんばかりの頻繁な水汲みもあり〜の、だけど、どこかね…『何も聞いてないで、知らんで』という顔して、でもその顔はどこか優しげやでという表情。
そんな、どこかポカポカ温まるような、見守れてるような、そんな雰囲気の中で青春時代を過ごしてきて… その時には気づかなかった、でも未だに鮮明に思い出される店員さんの顔… 懐かしい空間に戻ってきて思い出されてきた。
そういう空間は時代が変わっても残してほしいよ。 機械のように、ロボットのように、ただマニュアル通りコーヒーを出すだけの、そんなオイル交換する車じゃあるまいし、触るとメタリックの冷たさを感じる空間・ロボットはいらんよ。
私はほんの数分、その喫茶店にいただけだけど、店内で流れているBGMは『マイウェイ』 もうね、自然と涙がね…『マイウェイ』はないで…タイムスリップしてしまうやん!
今どきのカフェはね、お客さん、店員さんが何人かいても、個人個人独立しててね。 そこにただ置かれてるだけの置物みたいになっててね。 なんの繋がりもなく、ただノドの渇きと空腹を満たすだけの場所。
でもね、古臭くってもシャレてなくても昔の喫茶店はね… なんの繋がりもないようなお客さんや店員さんがね、なんか知らんけど、見えない糸で繋がってるようなね… それぞれの人生模様が滲み出て、そこの空間を皆でつくってるようなね… そんな血の通った雰囲気があったよ。
そういうの、いいもんやで。 懐かしいけど、いつもそこにある、そんな場所が今こそ必要かもよ。
2009年02月01日(日)
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