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■ 『途中下車』
重い体 引きずり出して 無理やり 電車に乗せた 提出する課題は まだ何も書けてない
朝まで一睡もできず 心はやる気があるのに 体と切り離されたように 自由にならない
乗り換え口で 途中下車してしまった 映画の看板を前にして そこから動けなくなった
「愛を乞う人」 吸い込まれるように スクリーンに向かった 平日の昼の ガラガラに空いた映画館で
流せない涙を 暗がりで 湧きあがるほどに 溢れさせてた こんなに自分は 洪水の雨を溜めていた
「愛を乞う人」 無くした思いに 初めて出会った もっと早くに 気づいてあげれば良かったのに
愛を求めた自分だからこそ 愛に背を向け これまで生きてきた 1人じゃないと 強く立ち向かえないような気もしてた
気づいたそこから始まる 感情の渦の中で もっと優しく 自分を支えてあげれば 歩み通せたのに
行き場のない 持て余した体と心 違う場所に帰りたがってる 本当の自分らしさ
途中下車から始まる 心の旅路は 今も続いてる 帰る場所なんて 旅の途中のほとりかも
寄り道もたくさんしたけど 出会った人の数だけ 自分もほら 気づいたら 辿り着けてた 明日の太陽 溢れ出す光に立ち向かえる自分が そこに立っていた
2007年06月16日(土)
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