ひとひらの想い

2010年07月15日(木) 浴衣好み

今週末あたり、関東は梅雨明けの予感だそうですよ。
ずっとぐずぐずした天気が続いていたけど、昨日、今日は快晴。
(うちのほうはだけど)
いよいよ夏本番か。

で、地元、祭りです。
大きな神社がありまして、昨日は前夜祭、今日は本祭。
昨日はオットが休みだったので、夕方から久しぶりに浴衣を着て出かけました。

が!
すごい人出ではあったのですが、なんだか学生服を着た輩がウジャウジャ・・・。
ああ、そういう系の祭りなのか。
ちょっとがっかりです。
唯一、たこ焼き屋のおっちゃんが親切だったのが救いか。

浴衣姿の大人も、ほんの数人見かけただけ。
つまらん・・・前に住んでた街は、大人のほうが着てましたし、だからこそ
けっこう粋な着こなしの方を見るのが、楽しみだったんですけどねえ。
土地柄なのか。

ひとり、白地に大きな朝顔の柄の浴衣に、黄色い麻の葉柄の帯を締めてる
女性が、素敵だったなあ。
シンプルで良かったです。

私も浴衣の好みが少し変わってきて、「注染」の浴衣が欲しくなりました。
昨日着てたのも、自分で縫った注染の浴衣。

注染は反物の裏表を同じように染めた、職人の手による染色です。
今は片面だけの、機械染めが多いようです。

職人さんも減ってるんで、そのうち、注染も無くなってしまわないか。

持ってる注染の浴衣は、染めの違いだけではなく、生地自体も丈夫です。
仕立てたのはかれこれ10年以上前ですし、その間、洗濯機で洗ったりも
してますが、ぜんぜんほつれてません。
ちょっと毛羽立ってはきましたけど、洗うほど、身体に馴染むように
なってきました。

しかし今年は綿麻しじらの、着物風にも着られる浴衣を買ってしまったので
無理ですわ。

来年にはまた、好みが変わっているのかな・・・。


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