伯母さんが手持ちの不要となった着物と帯を、どっちゃり送ってきたので 自分のと合わせて合計23枚(他、小物11点)を、着物を扱うリサイクルショップへ 買い取りをお願いしました。
宅配で送った後、すぐに査定額の連絡が来て、私の分はだいたい5千円、 おばさんのは4千円ぐらいの値が。 少なくとも1万円ぐらいにはなるかしら〜と期待してましたが、甘かったです。
数としては全体の3分の2ぐらいが伯母さんの物でしたが、査定額は 私のほうが少し高かったです。 詳しくは聞きませんでしたが、伯母さんの着物や帯は誂え物ばかりなので 訪問着、付け下げが多く、あまり需要がないのかな、というのと やはり色柄が時代遅れ、というところではないかと予想してます。 しつけつきの着物も帯もあったのに。
対して私のほうは小紋が1枚、正絹の名古屋帯が1枚、人気ショップの ポリエステルの着物が2枚、同じくポリエステル帯2枚、シルクウールの着物が 1枚。
正絹物も数も少ないのに査定額が伯母さんのより多いのは、実用品が 多いからなんでしょうね。 リサイクルだと、こういう事態が起きるのですよ。 呉服屋さんだと、逆ですけどね。 ポリエステルや木綿の着物も、「そんなもの・・・」扱いされたりしますし。 この現実を見ると、呉服屋さんの「一生物ですよ」なんて言葉は 全く意味を持たないことが分かります。 むしろカジュアルな紬なんかのほうが、持ってる価値があるんじゃないかしら。
金額に関しては期待はずれでしたが(温泉旅行の資金にするつもりだったので) いろいろと勉強になって楽しかったです。
そしてこれからは、むやみやたらに安いからと言って買うのはやめようと 反省しました。 売る時はこんな値段になってしまう、と肝に銘じたいと思います・・・。
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