ひとひらの想い

2010年01月09日(土) 買い取り査定

伯母さんが手持ちの不要となった着物と帯を、どっちゃり送ってきたので
自分のと合わせて合計23枚(他、小物11点)を、着物を扱うリサイクルショップへ
買い取りをお願いしました。

宅配で送った後、すぐに査定額の連絡が来て、私の分はだいたい5千円、
おばさんのは4千円ぐらいの値が。
少なくとも1万円ぐらいにはなるかしら〜と期待してましたが、甘かったです。

数としては全体の3分の2ぐらいが伯母さんの物でしたが、査定額は
私のほうが少し高かったです。
詳しくは聞きませんでしたが、伯母さんの着物や帯は誂え物ばかりなので
訪問着、付け下げが多く、あまり需要がないのかな、というのと
やはり色柄が時代遅れ、というところではないかと予想してます。
しつけつきの着物も帯もあったのに。

対して私のほうは小紋が1枚、正絹の名古屋帯が1枚、人気ショップの
ポリエステルの着物が2枚、同じくポリエステル帯2枚、シルクウールの着物が
1枚。

正絹物も数も少ないのに査定額が伯母さんのより多いのは、実用品が
多いからなんでしょうね。
リサイクルだと、こういう事態が起きるのですよ。
呉服屋さんだと、逆ですけどね。
ポリエステルや木綿の着物も、「そんなもの・・・」扱いされたりしますし。
この現実を見ると、呉服屋さんの「一生物ですよ」なんて言葉は
全く意味を持たないことが分かります。
むしろカジュアルな紬なんかのほうが、持ってる価値があるんじゃないかしら。

金額に関しては期待はずれでしたが(温泉旅行の資金にするつもりだったので)
いろいろと勉強になって楽しかったです。

そしてこれからは、むやみやたらに安いからと言って買うのはやめようと
反省しました。
売る時はこんな値段になってしまう、と肝に銘じたいと思います・・・。


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