ひとひらの想い

2009年11月18日(水) お直し

羽織の裄直しをお願いしたところから連絡あり。
肩幅は着物に合わせて寸法を出せるけど、袖幅が厳しいらしい。
1分ちょいしか出せず。

でもなんとかちょうどいい寸法になる、というお返事。
あとは着物を着る時に、あまり衿を抜かないでひっつめぎみで
着るとかで調整出来るかな。
微妙なところです。

ほんとに古い着物は、こういう例が度々あります。
だからくれると聞いてやみくもにもらったりすると、後で
「あれ?寸法が・・・」てことになりかねない。

裄丈を直すだけでも数千円かかりますし、出すとなると元の縫い目を
消す、筋消しという作業も入るので、余計に予算上乗せ。
だから、それだけの費用を出してまでも着たいか、ていう・・・。

袖丈も短いので、直したほうが・・・と提案されたけど、
そこまでやっちゃうと化繊の羽織を新たにセミオーダーしたほうが早いので
袖丈はそのままにしておくことにしました。
なんだったら、着る時に着物の袖底を折っちゃってもいいし。

他にも直したい羽織があるのだけど、いかんせんお金が・・・。
手持ちの着物や帯を、少し売ろうかなと思っています。
現に化繊の着物を先月、ネットオークションにかけたら、1万円ぐらいで
買ったものが、3000円弱で売れました♪

少し処分して、ほんとに着たいものだけ、お直しをしたいです。


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