TAKASHITの日記

2004年10月14日(木) 世界に一つだけの鼻

(近況)

鼻 -Memento Mori- でも良かったんですが。


鼻がおかしいわけです。




形じゃないですよ?


いや、形もおかしいんですが。




鼻ウォーターが出るんです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

痛い、つらい、重い、痛い。





小生は落ち込んでいた。






場所は大阪マッシブ。







8月のツアー中のはなしである。












出番30分前。












ライブハウス前でSUNSETなんちゃらと雑談中に

それは突然やってきた。


























歯がいてぇ。

























もうね、テンションはガン下がりなわけです。












このどうしようもなく


地味に、重く、鋭い、激痛。
















ベロで親知らずをチェキラすると

確実にポッコリ穴があいてるんです。



















泣いた。



















一刻も早くおうちに帰って歯医者に行きたかった。



ツアー中ということもありおうちに帰れたのは

5日後くらいだったか。



















そして小生は保険証を手にチャリンコに乗っていた。
























高橋歯科。
























ここには出来る事なら来たくはなかった。



















15年前のことである。



















小生(9歳)「虫歯みたいなんですが」


























先生「・・・・・だ」










小生「はい?」


































先生「虫歯かどうかはわしが決めることだ!!」
































泣いた。






















あの日から15年。
















当時、齢60は超えていたであろうあの先生が

今また小生の前に現われて、どんな術式を施すのか?


















小生は震えた。















ええい、ままよ・・・!

















??























看板が新しくなっている・・・?













































高橋デンタルクリニック!






















英語に改名!

















安易な発想に戦慄が走る小生!
















受付には馬づらのねぇちゃんが。


















馬「以前にも来院されたことはありますか?」











小生「はい、15年前に」













馬「ヒヒーン!15年前ですか??」















そんなやりとりがありつつ手術台へ。
















15年前に比べデジタル志向になっている。




・・・あのじいさんに使いこなせるのか?
























「どうも」






















キター――――――――――――(゚∀゚)―――――――――――――!!























ん?



















若い!





















先生「15年前にいらしたことがあるんですってね?
   いまは息子の私が経営してるんですよ(笑)」
















息子降臨!














先生「いやぁ、オヤジは難しかったでしょう?
   昔の人ですから・・・・(笑)」



















この人ならいけるかも!






















先生「でも、私は違いますよ!」



















ん?




























先生「時代はデジタルなんです!」





















どした??
























先生「見てください!この最新機器の数々!!」




















やな予感が立ち込める院内。




















先生「オヤジはアナログだった・・・。
   







   しかし!


























私は親父のようにはならない!!」
























暴走!

























先生「あなたも見たでしょう?表の看板!!




















あなたの仕業??
















嫌な予感が・・・




























先生「さぁ、オヤジも知るあなたがその違いを感じ取ってください!」






















・・・





























えらいところに来ちまった!!






















マッド歯医者!



















機械の触手に口をこじ開けられる小生!















小生「あがががが・・」

















先生「ふむ、なるほど・・・。里美くん!レントゲンの用意!」



















明らかな虫歯なのにレントゲンすか!



















ウィ〜〜〜ン、ガシャ。






















出来上がったレントゲン写真・・・。




















先生「・・・これは・・・」




















深刻な表情。






















小生「そ、そんなに悪いんですか・・?」



















さすがに不安になる小生。




















先生「・・・・う〜ん・・・・おかしい」




















え・・



































先生「鼻の形がおかしい!!」
































鼻かよ!!


























先生「どこかにぶつけたことはあるかね?」





















余計なお世話だよ!





















先生「う〜む、おかしいなぁ、ずれてるんだよなぁ。う〜ん」



























泣いた。



















蛙の子は蛙。トンビは鷹を生まない。





















歯医者選びは慎重に!!


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