Back  Index  Next

そのとき歴史が動いたとしても俺にはわからん
2009年04月10日(金)

自分は「歴史」という科目がド苦手である。
特に日本の歴史は壊滅的である。湾岸戦争が何年の出来事だったかはわかるが、ジュリーの全盛期がいつだったかはよくわからない。

小学生の頃はまだ授業についていけていたのだが、その頃に得たわずかな知識の中のひとつ「稲作は弥生時代から始まった」という事象は、「縄文時代にも稲作が行われていた」という新事実の発見によって無意味なものと化してしまった。
中学生の頃は、歴史ができないために社会科の点数が低くなるので、地理と公民をふくめた他の科目を全般的によく頑張った。
高校生の頃は、大学受験の科目に無いからと怠けていたら、歴史が原因で留年しかかった。

そこまで歴史がダメな自分が、アニメ「戦国BASARA」をチラ見。

いかん、……これを自分なんぞが見たら、戦国時代をかなり間違ったイメージで認識してしまう。

という事を予測して、速やかにテレビを消したのだった。

しかし、歴史がわかるようになりたいなあ、本当に。
歴史にハマっている人は周囲にたくさんいるし、あんまり楽しげに語るからうらやましくてしかたない。
という以前に一般常識として、中学卒業レベルぐらいの知識は身につけたい……というのがここ十五年ぐらいの悩みでもある。
たまに「歴史は物語だと思って楽しめばいい」と言われるのだが、教科書を読んでいたかぎりではそれがどーも実感できない。戦争や組織の話ばっかりで、想像するほど憂鬱になってしまう(争う話ばっかりでイヤにならないのかねえ、みんな?)。それに比べたら、宇宙の果てから飛んでくる隕石や、溶岩の粘度によって変わる火山の形状のことを考えている方が遥かに楽しい。

よくよく思い出すと、学生の頃は「暗記モノ」がぜんぶ苦手だった。要するに歴史と化学と古典なわけだが……(大汗)。
漢字や電話番号のように日常使うものはよく憶える方だし、メロディの記憶力は妙に良かったりするので、総合的に記憶力がないという事ではないはずなのだが、……結局、不真面目なだけかもしれんなあ。