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ノーメイク時代
2004年09月15日(水)

今日は体調が悪い。頭痛が全然止まらないので薬を二錠飲む。
その薬で、ある程度おさまってくれた。
薬も効かなかった昔に比べれば、だいぶよくなったものだ。

帰りの電車が寒すぎて喉をやられた。
薄着で出掛けてしまったせいもあろう。反省。
いやいや、出掛ける時は炎天下だったせいだ。
騙されちゃったよ。なんだよオイ!と、
関東地方の気象全体に向かって虚しいツッコミをいれる。
対象がでかいぶん、どこに向かって叫べばいいのやら。

昨日も体調が悪かったので、なかなか寝付けなかった。
体調が悪いついでに、高校の頃に描いていた話を読み返してみた。
最初はものすごく恥ずかしかったが、しばらくしてしみじみした。

自分ではたいして変わっていないつもりだったが、
十代の頃にしか感じられない感覚っていうのはあるものだ、と思う。
それを(つたなくても)形に残すことができたことは幸せだった。
さらに、当時それを読んでくれた友達に対しても、
私が心を開いていたことがうかがえる。
高校時代、私はすごく幸せだったんだなあと感動した。

当時の私は病気がちで、進級もあぶなかった。
体が弱ったのに心はエネルギッシュ。
そのギャップを埋めてくれたのが創作だったんだと思う。

メイクする習慣がなかった頃は、
外出するときも常にノーメイクだったものだ。
しかしひとたびメイクする習慣がついてしまうと、
外出するときにノーメイクだと「……なんか足りない?」感じがして
違和感を感じるようになってしまう。不思議なものだ。
高校時代、ノーメイクだよあんた。
精神的にもノーメイク!

「人に伝えるにはもっとわかりやすくしなきゃ」とか、
「なるべくカッコよくなきゃ」とか、小細工を覚えてしまった今は、
もうああいうものは生み出せないのかなあ。
ノーメイクなんて恥ずかしくて、っていう感覚なのかなあ。
なんていう言い方をするとすごく淋しいことのように聞こえるんだけど、
今と当時と、どっちが正しいとか優れているとかではなく、
何かが変わったなあということをあらためて感じた。
メイクしていてもノーメイクでも自分は自分であるし、
メイクの仕方にだって自分らしさはある。
少なくともあの頃と比べて体調がよくなったし、
意外にも大学に入れた(さらに、出られた)。
マイナスになったことなんて別にないはずなんだけど、
成長するということは、一方で嬉しく、一方で切ないものなのだ。

こうして何年も成長を続けて、「成熟」っていう段階になれば、
逆に憑き物が落ちたように素直になれたりするかもしれない。
そのうちまた、いい意味でのノーメイクになれるかもしれない。
自分の心の成長過程が形になるから、
表現すること、はいいなあと思う。
写真を撮ることよりも、ずっといい記録方法だと私は思っている。
すごく地味でも、儲けがなくても、何らかの形で続けたいものだ。