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温度差に驚きながら笑いながら
2004年07月10日(土)

局地的にすごい大雨が降った今日だが、
関東南部では相変わらず雨乞いしたいような天気だ。
……なんて思っていたら、ちょっとだけ雨がぱらついてくれた。
少しだけ気温が下がった気がする。嬉しいなあ。
こうなると、今は本当に梅雨なのかどうか怪しい。
東京近隣にいる人の半数以上は「これはもはや梅雨じゃないよな」と
思いつつ、梅雨明け前を過ごしているに違いない。

人差し指に怪しい湿疹ができた。
以前「主婦湿疹(=水仕事のし過ぎ)ですね」と診断された
時の湿疹かなとも思ったが、それとは違うようだ。
あの時は患部がもっぱら痒かったが、
今回のは明らかに「痛い」んである。
これは怪しいなあ。精神的な疲れが出たのかもしれないが。
先週の古傷(包丁でさくっと切って負傷した)のある指のすぐ隣なので、
片方の手は、三本しかちゃんと使えない。
ますますキーボードが押しにくいってば。

なんとなく点けたテレビで、冬のソナタをちらっと見たら、
登場人物のほとんどが泣いていた。
という情報だけ考えても、やっぱり哀しい話なんだろうなあ。
哀しい話は、「あ〜、こりゃ哀しそうだ」とすぐわかる。
俳優の顔立ちやメロドラマの方向性はとても日本っぽいが、
今の日本のドラマにない「思い切り」が感じられる。
だって本当に泣きすぎだよ。すべてのキャストが。

しかしNHKも味な真似をするなあと思ったのは、
そんな冬のソナタのすぐあとに始まる番組が
「爆笑オンエアバトル」だったりするという編成の妙である。
泣いた後は、急に笑おうよ。CMもはさまない唐突さでさ。
続けて見てる人は毎回、不思議な温度差を味わうのだろう。
なんかターゲット層が違う気もするが。

韓国の人名って「チョンサン」みたいなのが多いよね。
「○○サン」っぽい名前の人が結構いるらしい。
じゃ、「ハヤサン」はいないんだろうか。もう一人のおのれは。
ドラクエでは武器屋に「あいよっ、はやさんさん」と商品を
手渡されては、「なんか“さん”が一個多いな」と感じてしまうのだが。

今日は一日、ゆったり過ごした。
久々に食べたケンタッキーのツイスターがやけに美味しかった。
数年前のこの日記に「苦手な鶏肉を食べられるようになるために、
ケンタッキーで“訓練”している」なんて書いていたのが、
まるで昨日のことのようだ。
今では、(骨付きのチキンはいまだにだめだが)わりと美味しく食べている。
人間の感覚は、意外と変えられるのだ。
多分、そのくらいふわりとしたもので私たちはできている。
大筋となる信念に背かない範囲で変わり続けること、
それが成長であれ衰退であれ、人間の運命なのかもしれない。