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七夕を「たなばた」って読むのは素朴に疑問だ
2004年07月07日(水)

七夕に雨が降っていないのは、なんだか珍しい。
伝説上「織り姫と彦星が久々に再会する日」なんだけど、
この季節はたいがい雨で「再会できてないだろ」みたいな年ばかり。
そんな今日ですが、私は久々に学校に行って
数人の先生方と再会を果たしました(ロマンの要素がない話だ)。
学校に私服で行くのが久しぶりだったなあ。

久々に、さくらももこ氏の本を買う。
私にとって本当に久々だ。
学校帰りに彼女のエッセイを読んでいたのは、もう十年も前の話。
なぜ急に読みたくなったのかはわからないけど、
古い友達に急に年賀状を出したくなったときの気分に似ている。

精神的に実はくたびれているよ、というサインかもしれない。
というより、肉体的にバテてきている気もする。
最近、ほとんど毎日就職活動かその準備に追われていて、
なかなかゆっくりする時間が持てないでいる。
そればかりか、電車の移動中もビジネス誌ばっかり読んでいて
精神的にも休まってなかったんだろうな。
なんか、いつも緊張していたような。
意識的にリラックスしなきゃだめ、……というか、
「したほうがよい」のかもしれないなあ。

『よく使う語尾』にはその人の考え方の癖が現れる、という。
「○○すべきだ、○○でなきゃだめ」みたいな語尾が多いと
精神的に疲れやすくなってしまうので、最近は意識して
「もうちょっとゆるい語尾」らを使ってみることにしている。
「○○したほうがいい、○○よりは○○がいい」っていうくらいのね。
スムーズに考え、スムーズに生きることはなかなか難しいことだ。

親戚のおばさんに会いに行く。
インターネットにはまっているそうな。
「今度泊まりに来なさいよー、ネットゲームやろうよ」とのこと。
十年後はこの世代の人が高齢者になっているはずだと思うと、
高齢者はこれから、どんどんカッコよくなっていく気がする。
インターネットを使った老化防止対策・コミュニティ形成
みたいな手段がメジャーになっていくのかな。
体が不自由になっても遠くの人とコミュニケーションできるから、
いまの老人の生活範囲と比べれば、脳に受ける刺激の量は格段に増える。
ボケ防止に役立ちそうだけど、運動不足と眼精疲労は心配。
ビートルズ聴きながら、ネット通販で外国の雑貨買ったりして、
サイト運営して全国に友達作っちゃうおじいちゃん・おばあちゃん達。
そういう時代がきているんだなあ。

「閉まるドアにご注意下さい」っていうけど、
閉まらないドアの方がよっぽどご注意だよね。
半開きのまま走り出しちゃったりして。