七夕に雨が降っていないのは、なんだか珍しい。 伝説上「織り姫と彦星が久々に再会する日」なんだけど、 この季節はたいがい雨で「再会できてないだろ」みたいな年ばかり。 そんな今日ですが、私は久々に学校に行って 数人の先生方と再会を果たしました(ロマンの要素がない話だ)。 学校に私服で行くのが久しぶりだったなあ。 久々に、さくらももこ氏の本を買う。 私にとって本当に久々だ。 学校帰りに彼女のエッセイを読んでいたのは、もう十年も前の話。 なぜ急に読みたくなったのかはわからないけど、 古い友達に急に年賀状を出したくなったときの気分に似ている。 精神的に実はくたびれているよ、というサインかもしれない。 というより、肉体的にバテてきている気もする。 最近、ほとんど毎日就職活動かその準備に追われていて、 なかなかゆっくりする時間が持てないでいる。 そればかりか、電車の移動中もビジネス誌ばっかり読んでいて 精神的にも休まってなかったんだろうな。 なんか、いつも緊張していたような。 意識的にリラックスしなきゃだめ、……というか、 「したほうがよい」のかもしれないなあ。 『よく使う語尾』にはその人の考え方の癖が現れる、という。 「○○すべきだ、○○でなきゃだめ」みたいな語尾が多いと 精神的に疲れやすくなってしまうので、最近は意識して 「もうちょっとゆるい語尾」らを使ってみることにしている。 「○○したほうがいい、○○よりは○○がいい」っていうくらいのね。 スムーズに考え、スムーズに生きることはなかなか難しいことだ。 親戚のおばさんに会いに行く。 インターネットにはまっているそうな。 「今度泊まりに来なさいよー、ネットゲームやろうよ」とのこと。 十年後はこの世代の人が高齢者になっているはずだと思うと、 高齢者はこれから、どんどんカッコよくなっていく気がする。 インターネットを使った老化防止対策・コミュニティ形成 みたいな手段がメジャーになっていくのかな。 体が不自由になっても遠くの人とコミュニケーションできるから、 いまの老人の生活範囲と比べれば、脳に受ける刺激の量は格段に増える。 ボケ防止に役立ちそうだけど、運動不足と眼精疲労は心配。 ビートルズ聴きながら、ネット通販で外国の雑貨買ったりして、 サイト運営して全国に友達作っちゃうおじいちゃん・おばあちゃん達。 そういう時代がきているんだなあ。 「閉まるドアにご注意下さい」っていうけど、 閉まらないドアの方がよっぽどご注意だよね。 半開きのまま走り出しちゃったりして。 |