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「お前は誰や」「竹内まりや」
2004年03月21日(日)

春と聞かねば知らでありしを。
……明日からまた寒いらしいなーあ。

いかりや長介氏が亡くなったと聞いて、哀しい気持ち。
私にできることといったら、
踊る大捜査線の和久さんのモノマネを練習することくらいだけど、
(いや、それも別にしなくていいけど)
ご冥福をこんな所からもお祈りしています。

明日からまた喧噪の日々。
黒いスーツで、殺し屋気取りで出掛けるのさ。
でも、私がかちっとしたスーツを着ると総合的に面白いらしく、
「いってらっしゃい」と見送る母が毎回笑顔である。
「にっこり」じゃなく「ぷっ」寄りの笑いで。
そんなにおかしいか。
面白いなら面白いでいいけど(ええ、いいんですけど)、
同じネタ(ここでは、装い)で繰り返し笑うのはやめてほしい。
同じネタを何度もやって笑いが取れるなんて、
普通はそんな甘いもんじゃないでしょう。
家族が笑い上戸だから、家にいるとそれだけで笑いのレベルが低下していく。
違うんだよ、俺はもっと上を目指して居るんだよ。
誰がいるのかすらわからない上を。

犬の頭に値札シールを貼るのがなによりの趣味である。
履歴書の趣味の欄に書いていいのかな。
いや、趣味っつうか癖なのかな。
習慣かな。ならわしかな。呪い(まじない)か。

レンタルしてきた紅の豚イメージサウンドトラックを聴いていると、
なんかウイスキーが飲みたくなる。っていうくらい、
なにか強烈な記憶により洗脳されている気がする。
強烈な記憶、っていうのは、
経験自体がほんとに強烈な場合と、
受け取り側が敏感な場合とある。
子供の頃の体験で強烈なものが多いのは、
それだけ世間知らずだからという理由がある。

歳を取っても物事に敏感でいられる、というのは
一つの才能かも知れないとはかねてより思っていたが、
逆にスタミナの問題かも知れない。
外部に反応していちいち振れ幅を持つ、心のスタミナ。
体力にはこのとおり限界があるけれど、
そっちなら私もまだまだいけるかもしれないなあ。
と、ひどい頭痛に倒れながら思うのだった。
まあ、幸い胃の方はだいぶ回復したからよかった。
これからが正念場である。