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読めない症候群
2004年03月10日(水)

朝、テレビを点けたらたまたま占いをやっていた。
自分の星座が一位だった。
「今日は、人気運アップ!
 あなたが中心となって、
 大勢でワイワイ盛り上がっちゃいましょう!」
……これから行くの、会社説明会なんだけどな。

ワイワイ……いや、フツーに行ってきました。
大勢でフツーにしてました。
出向いた説明会で、私が主役になってたら面白いよなあ。
「えーどうも、本日は皆様
 はやさんリサイタル追加公演にお集まり頂き、
 誠にありがとうございました」
そして、歌うよ!僭越ながら歌わせていただくよ。
ジャイアンのごとく。ジャイ子のごとく。
ジャイ子は別に、歌うキャラじゃないけど。
リクルートスーツで、リクルートスーツだらけの客席にダイブ!
疲れたら客席にまぎれるよ。適当な人と入れ替わりもするよ。

帰ってきたら、やっぱり目がくっきりとした二重になっていた。
うわー怖いぜよ。また体調崩すんじゃなかろうな。
なのに犬の散歩に行ってしまう。
彼は呑気でいいなあ、いやそうでもないかなあ。

何が君の幸せ
何をして喜ぶ
答えられないなんて
そんなのは嫌だ

やなせたかし氏の詞はよく噛みしめると熱いなあ。
と、「詩とメルヘン」という雑誌の背表紙を見つめながら思う。
やなせ氏が編集していた雑誌「詩とメルヘン」を前に買ってみたのだが、
まだ読んでいない。
読んでみたいなあ。
でも、なんだか今は不思議なバリアがあって読めない。
活字恐怖症が再発したわけじゃないとは思うが、
でも買った本を読まないで放っておく癖はどうにかしたい。
実用書はすぐ読むんだけど、それ以外は全然読む気が起きない。
いやむしろ、読んじゃいけない気さえすることがある。
自分の表現をきちんと吐きだしていないから
新しい物を飲み込めないんだろうか。
全力で自分の世界を表現できたら、
また前のように人の世界を受け止める覚悟ができるんだろうか。
これもまた、大事な段階なのだろう。
案外、荒療治的に思い切って色々見てみると、
苛立ってモチベーションが生まれたりして。
……でも今日も、やっぱり読めない日だなあ。

あー、息苦しい!
やけに呼吸がくるしくなるなあ。
と思ったら、今日は春のごとく暖かいのだ。
いやもう春なのかなあ。
春……春!?うーわー。
今年もまた、俺の季節が終わっちまったぜ。
溶ーけーるぅぅぅぅぅぅ……(雪だるまのような心情)。
でも、去年の夏は元気だったし、
追い詰められれば何とでもなるのかな。
と油断して、自分を追い詰める日々が何年か続くと、また……
………………………………まあ、気をつければ平気だよなあ。
同じ失敗は繰り返さないし、
それにあれは失敗でもあり勉強でもあった。
体調が良くない日、動けない日を楽しめてしまうくらいの
図々しさと精神力は、もっともっとあっていい。