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よーく考えよう 健康は大事だよ
2003年12月12日(金)

いやー、ピザっていうのは、運びようだな。
自転車でピザを運んだらぐしゃっとなった。
でも、自分なりに頑張ったんだ。だから悔いはないよ。
なにより、ちょっとぐしゃっとなってるだけで全然食べられるし。

素敵なピザと美味な餃子と共に、キツイ酒を飲みつつ夜が更ける。
でも最終的にはアイスクリームを食べた。
やっぱり自分、根っからの甘党でございます。
根っから葉っから。葉脈っから。

しかし、今日はやけに眠い。これはどういうことなんだろう。
そして、気付けに頭痛薬を飲むのは正しいんだろうか。
三十分後にはきちんとテンションが上がっていた。
薬っていうのも、怖いくらいの効き目である。

結局、体力はすべての資本であると思う。
元気かどうかは、ものの見方や判断力をも左右してしまう。
いわゆる学力は、体が辛くても精神力でカバーできる部分があるが、
ものの見方や感じ方といったデリケートなスキルは、
肉体的な余裕が大切なような気がする。

不安定な時期というのは、あらゆる自分がせめぎあっているので
価値観までも日替わりである。パーティション!みたく、
頭を切り換えられれば楽なのだろうけど。
あまり哲学的になっても、その世界はどうやらアリ地獄状なので仕方ない。
てきぱきと立ち回る体力と、穏やかな精神が欲しいものだ。

あっ、海産物を忘れた!やべっ。
何事にも、落ち着かないといかんなあ。

元気な時にはここぞとばかり張り切ってしまうけれど、
それも大抵、いつまた崩れるか解らないという
不安から来る空転である。バーゲンセールのような洪水の感覚。
そんな時に哀しくなる。
何かがすごく、もったいない。のである。
勢いで、無駄な買い物をしているような。
それならまだしも、知らぬ間に財布を落としているんじゃなかろうか?

少々のことでは動じないですよ、っていう気持ちで生きてきたけれど、
そのわりには最近動じてばっかりである。
テレビの番組表がだいたい頭に入ってる人、とかね。
もはや“すげぇよ”、の次元を通り越して、
関西弁における「すげぇよ」の最上級の、「アホや」という言葉が似合う。

でも、私が動じるっていうのはいいことだ。
そうやって新鮮な驚きをもって暮らす日々は、私を若返らせてくれる。
このまま無我夢中で突っ走って、そしてまた
いつか疲れ切って色々と失うとしても、
またそこで何かを得て、もう一度元気になればいいのだ。
そうやって同じ事を二度繰り返すかもしれないし、
あるいは二度と繰り返さないかもしれないのが、人間なのだろう。