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どうのつるぎですね。100ゴールドになりますがよろしいですか?
2003年07月02日(水)

最近、食事をし始めた。胃腸が治りだしたんである。
いい歳してからも『お食い初め』という機会は意外とあるもんじゃわい。
そういや、もんじゃ食いたいなー(ダジャレっぽく思い出す)。

うちの犬はけっこう可愛い顔をしている。
なのに、鳴き声はひどい。
今日もごはんを食べた後に「KGB!」と鳴いた。
ちなみに発音は「カーゲーベー!(低音で)」である。
いろんな意味で怖くて仕方ない。
「ピヨピヨ、ピーヒョロッ」と高い声で鳴く時もある。
それはそれで可愛いが、どうも犬らしさがない。
このように雑種の場合「犬を飼ったのだが、どうも犬らしくないんだよ」と
いったことが意外とよく起こるのかもしれない。
あるいは、うちの犬が実は犬じゃないか、だ。
犬の定義なんてそもそも曖昧なのだろう(?)。
チワワとセントバーナードが同じ学名だなんて、どうも納得できない。
チワワとハムスターが違うなんて。いや違うけども。

ごはんがおいしいのは素敵なことだ。それをいちいち噛みしめる。
食べ物は素敵だキャンペーン実施中(いや常に)。
そんな中、和菓子ってきれいだなー、と思う。
今日は帰り道に「和菓子買ってきて」というメールを受信して、
急遽とある下町の駅で下車して
「なるべくお年寄り受けしそうな、高級っぽい和菓子を少量」
買うために奔走した。
夏の和菓子って、透明感があってきれいだ。
和菓子の美しさは、なんだか「小物っぽい」イメージがある。
西陣織の巾着とか、帯留めとか、簪とか、
美しい日用品がそのまま食べ物になったような感じがする。
洋菓子はどちらかというと「宝石っぽい」感じ。
チョコレートのショーケースなんか、宝石泥棒よろしく盗みたくなるさ。
高級チョコ掴み取り!わー、夢だなぁ(なんか悲しい夢だな)。

「トリビアの泉」が今日から始まった。
が、帰るのが遅くて最後の十分くらいしか見られなかった。ちょい残念。
でも視聴率いいんだろうな、少なくとも私の知り合いの中では。
最近テレビも低迷してるのかねぇ。
かの「動物のお医者さん」を今ごろドラマ化したりして、
あと結構「人気のある漫画」に頼ったりして
(「ブラックジャックによろしく」とか「クニミツの政」とか)、
ドラマのネタに困ってるように見えるんだが。
「コンテンツ」「コンテンツ」「コンテンツがねー」
みんなコンテンツ不足に悩んでいる。それだけとらえると
この世に存在する「面白いこと」が少なくなったように見えるけど、
ただ相対的に足りなくなってるのだろう。
ネットとか、多チャンネル化とか、メディアの数が増えたから
その分薄ーくなってるだけなんじゃなかろうか。
だってラジオが各家庭に一台、なんていう時代がいくぶん最近にあったわけで、
その頃に比べたら、どれだけ「場」が増えてきたことか。
当時を知る者(え?)としては、怖いくらいざます。

未来のことを考えると頭が痛くなる。
昔の子供達は、そんなこともなかったんだろうか?いやどうなんだろうな。

最近「おもちゃ」の事を考えたりしているので、
自分の子供の頃を思い出したりしている。
しかしなんかセピア色というか、渋ーい想い出しか残ってないような気がする。
「私、子供らしくなかったよねぇ」と言うと
「そんなことない、ちゃんと子供だったわよ」と
母は励ましてくれるが、どうも嘘臭い。
すると先日、伯母から貴重な証言が得られた。
「○○(本名)って、4歳の時に
 『夏は暑いから嫌だけど、冬も寒いから嫌よねー。』
 ってぼやいてたわよ。窓の外見ながら。」
やはり私の記憶は正しかった。
幼稚園時代からたそがれていたのだ。
窓辺で一年の四季のうちの50%を全否定するくらい、
生きることにくたびれていたのだ(まだ4年しか生きてないくせに!)。
そういえば、完全なインドア派になったのも4歳である。
こういうことをやけに鮮明に記憶してるのも、我ながら気持ち悪いよなぁ。
ちなみに物欲がなくなったのは7歳からである。気持ち悪い子供だ。