俺ってカッコいいぜ、と思う点について少し語ろう(なんだこの日記)。 「黒髪」をずっと続けている。 黒という色が好きだから、というわけではない。 ただこんな(寿司の苦手な)私も日本人なので、 多くの日本人と同じように生まれながらに髪は黒く、 それをそのままにしておきたいからだ。 つまり私にとって黒髪とは、 「自然な状態」「やはり自分は日本人であり、そのことを多少自覚している」 ということを示すアイデンティティなのである。 それと、ちょっとした「変人として」の優越感にもなる。 色んな髪色が溢れる中で、あえて俺は黒さ。っていう。 実はそんな主張をひっそり込めているんだけど、 気が弱いので、あと「なんで染めないの?」とか言われそうなので、 美容院などではすかさず 「就職活動があるんで染めるのNGなんです」 みたいなことを言ってしまう。 なに言い訳してんだよ。蛇足(←友達が流行らせたがってる言葉)だよそれ。 結局俺ってカッコ悪いぜ。語尾が「ぜ」って時点でもね。 そんな俺、黒い服を着て考える。 黒い髪、黒い服。 黒髪で黒い服を着るとよけいに重く見られがちだ。 特に髪が肩につくくらいだと、 着ている黒と髪の黒がつながって見えてなおさら重い。 でも最近ベリーショートにしたおかげで、 だいぶんすっきり。 この髪型、「黒くても、重くならない感じに」と リクエストしただけに、だいぶ軽いなー。黒なりに。 うん、切ってよかったよ、髪。 ……と、 「切ってみたはいいが、従兄に近い髪型だった」 という事実をなんとかごまかしてみようとする。 自分を励ましてみようとする。 確かに少年だよなーこれ。わははは。 そういえば、髪を切ってから学校に行っていない。 まずいなあ。 ――お前まさか、髪切るために学校休んだのか? いやそんな疑惑はかけられまい。むしろ、 ――病気が原因で髪切ったのか? そっちの疑惑の方がかけられそうだ。 やむなく、泣く泣く、切ったのか?と。 ほんと、見方によっちゃそのくらい(?)短いからなぁ。 だからあえて否定しよう。 髪を切ったことと病気とは、一切関係ございません。 切った直後に病気になったのさ。 不覚にも、美容院で「ほっ」としてしまったのかもしれない。 確かにちょっと居眠りしてしまった。 私は「ほっ」に弱いのだ。 「ほっ」とした途端、体調が悪くなるのだ。 ……くそー、くつろぎめ! そんな気持ちもある。愛憎渦巻く、まったりズム。 |