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ブラック主義
2003年06月28日(土)

俺ってカッコいいぜ、と思う点について少し語ろう(なんだこの日記)。

「黒髪」をずっと続けている。

黒という色が好きだから、というわけではない。
ただこんな(寿司の苦手な)私も日本人なので、
多くの日本人と同じように生まれながらに髪は黒く、
それをそのままにしておきたいからだ。
つまり私にとって黒髪とは、
「自然な状態」「やはり自分は日本人であり、そのことを多少自覚している」
ということを示すアイデンティティなのである。

それと、ちょっとした「変人として」の優越感にもなる。
色んな髪色が溢れる中で、あえて俺は黒さ。っていう。

実はそんな主張をひっそり込めているんだけど、
気が弱いので、あと「なんで染めないの?」とか言われそうなので、
美容院などではすかさず
「就職活動があるんで染めるのNGなんです」
みたいなことを言ってしまう。
なに言い訳してんだよ。蛇足(←友達が流行らせたがってる言葉)だよそれ。
結局俺ってカッコ悪いぜ。語尾が「ぜ」って時点でもね。

そんな俺、黒い服を着て考える。
黒い髪、黒い服。
黒髪で黒い服を着るとよけいに重く見られがちだ。
特に髪が肩につくくらいだと、
着ている黒と髪の黒がつながって見えてなおさら重い。
でも最近ベリーショートにしたおかげで、
だいぶんすっきり。
この髪型、「黒くても、重くならない感じに」と
リクエストしただけに、だいぶ軽いなー。黒なりに。
うん、切ってよかったよ、髪。

……と、
「切ってみたはいいが、従兄に近い髪型だった」
という事実をなんとかごまかしてみようとする。
自分を励ましてみようとする。
確かに少年だよなーこれ。わははは。

そういえば、髪を切ってから学校に行っていない。
まずいなあ。

――お前まさか、髪切るために学校休んだのか?

いやそんな疑惑はかけられまい。むしろ、

――病気が原因で髪切ったのか?

そっちの疑惑の方がかけられそうだ。
やむなく、泣く泣く、切ったのか?と。
ほんと、見方によっちゃそのくらい(?)短いからなぁ。

だからあえて否定しよう。
髪を切ったことと病気とは、一切関係ございません。

切った直後に病気になったのさ。

不覚にも、美容院で「ほっ」としてしまったのかもしれない。
確かにちょっと居眠りしてしまった。
私は「ほっ」に弱いのだ。
「ほっ」とした途端、体調が悪くなるのだ。
……くそー、くつろぎめ!
そんな気持ちもある。愛憎渦巻く、まったりズム。