鼻づまりで眠りづらい日々。 風邪自体は治りつつあるのだろうが、 薬が今日で切れてしまうのでまた病院に行こう……と決意。 鼻づまりと喉の痛みと口内炎がひどいんだよね、 どれか一個でも治らないかな、とこぼしたところ 「ビオフェルミン飲め」「ロイヤルゼリー摂取しろ」 「蜂蜜が効くようだ」「野菜食べろ」「とにかく動け」←?、 といったアドバイスがバラバラに返ってきた。 どの意見が一番信憑性且つ即効性があるのかわからないが、 とりあえず全部試す。 久々に絵を描く。といっても、スケッチのようなさりげないものだ。 ここ最近、絵を描くというシンプルな行動を意外に忘れていた。 大学のあいだ、もっともっと絵を描いておくんだった。 学生時代に後悔が残っているとしたらそのことくらいだ。 合コンしとくんだった、とはやはり思わない。 前に人から「青春を楽しんでないなあ」と言われたが、 そういう言われ方は正直少し腹が立つ。 ただその人の楽しみと私の楽しみが違うだけだ。 十把一絡げにされるのが嫌いな人間なので、そう思ってしまう。 青春、という言葉の価値観だってそういえば違うもんだ。 私の青春は数年前に終わった感じだし、 やなせたかし氏の青春はまだ続いている気がする。 この前、NHKの番組で氏の取材をしていて驚いたばかり。 80歳を超える方だが、とにかく元気。 入院した翌日もミュージカルで歌ってしまう。 若い作家に負けないように、きちんと手作業で戦い続けている。 読みあげたばかりの五味太郎著の「大人問題」に、 大人に求められることは、生涯本当に現役であること。 何かをわかった、と言い切ってみることではなく、 何かをわかろうと追い求め続けること。だというような 意味の言葉があったが、この方もそういう大人の一人かな、と。 肩書きは向上意欲を邪魔するんだろうか、と思う。 たとえば、いい学校に受かった、という肩書き。 高い給料をもらえる立場である、という肩書き。 そういう安心感が人をダメにするし、 ダメになった人を見て育つ子供もダメになっていく。 ……でも、あんまり安心感がなさすぎるというのもギスギスするよなあ。 と、テストの成績順に座席が決められていたNという塾を思い出し。 どのくらいの緊張感が、頑張り続けるのにちょうど良いんだろう。 |