朝の電車に、マナーの悪い集団が乗り込んできた。 もし私に安岡力也ばりのガタイがあったなら 「静かにしてくれねぇか」の一言と眼力で 黙らせることができたのに……無念。 学校は久々。卒研に向けて本腰入れなくてはならない。 色々とやることが加算されていく。 しかし学校というフィールドだけでなく、それ以外の場にも これから出ていかないと、という必要性を感じるので 今後ますます忙しくなるのは仕方がない。 未使用のエネルギーはまだまだあるはずだ。 頭痛が軽く鈍く続いていた。 眠気ゆえかもしれない(朝の電車で眠れなかったせいだ)。 家族以外の人間とちゃんと喋ったのが久々で、 以前と比べて自分の声が出なくなっていた。 腹筋が弱っている……鍛えたい。 雨が降っていて寒い。 5月にしては寒すぎだよ、とみんな言う。 そういう風にみんなが言ううちはまだ大丈夫だな、と思った。 みんな「いわゆる5月」のイメージを共有できているから。 近い将来、もはや「本来の5月の気温」を覚えている人間が いなくなるかもしれないから怖い。異常気象が日常になるのだ。 異常と言えば、今日はS嬢が妙に爆笑していた。 パンフレットの校正の時に「イキ」(一度修正して×を付けたところを やはり修正無しでそのまま原稿にする、という指示を意味する用語)という 言葉が書いてあった。 それを彼女は「粋」と勘違いした。 ……粋な文章、そして粋な画像。 いよっ、粋だね大将!! それが笑いのツボにジャストフィットしたらしく、 大笑いし続けていた。普段物静かなだけに新鮮。 いつも大人しめの人々の中にこそ、才能(?)があるのかもしれないと予感。 そして、そんな金の卵を発掘したくて仕方ない私。 みんな仲間にならないかい!?(余計な勧誘) いき【粋】 (「意気」から転じた語) 1:気持や身なりのさっぱりとあかぬけていて、しかも 色気をもっていること。 伎、浮名横櫛「その粋(すい)な多左衛門どのなればこそ、 かうした――なお富さんを」 2:人情の表裏に通じ、特に遊里・遊興に関して精通して いること。また、遊里・遊興のこと。「――筋」 ⇔野暮(やぼ) はやさんの面白広辞苑コーナー、 こんなところで復活(以前、某掲示板で連載していた)。 いつもポケットに広辞苑。などと言いつつ、今日は しかし「さっぱり」なのに「色気」は難しい。 口溶けのよいガトーショコラを作るくらい大変なのだろう、粋とは。 そういえばうちの妹、「粋」を思いっきり「わく」と読んでいた。(×枠) |