「満員電車に揺られる」という言葉がある。 しかし、「揺られる」余地があるだけいいのだ。 今日はそんなことを思った。 JRの某路線が止まり、その影響ですさまじい混雑。 他人が呼吸して体が動く、そのわずかな動きさえ 感じ取れるほどの密着。 暑苦しい。というより、息苦しい。 今日は風邪を引いていて、さらに課題も抱えていた。 泣き面に蜂である。 今週は3回も電車のせいで遠回りしている。 ダイヤの乱れはやるせなさと疲れを生じさせる。 さらにどんなに怒ったところで、 どんなに非難しようとしたところで、 みんな電車を使わずにはいられない。 怒りのぶつけどころがないのだ。 利用者はどうすりゃいいのだ。 そんな衰弱した状態で、風邪の治療のため耳鼻科に行く。 子供が騒いでいて頭痛が止まらない。 〆切で埋まる手帳を見ては切なくなる。 体力がもっとあればと思う。 でも一時に比べれば夢のように元気だ。 手に入れれば、更に欲しくなる。 お金みたいなもんだ。 |