アクセス解析 ◆自殺ミスイに溺れる女の日常。
   ◆the girl addicted to an attempted SUICIDE
 written by.. Ashley
     
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腕に痣が出来るほどの仕打ちを受けなければならない理由を。
2003年04月17日(木)
 こんなにも腕が痛いのは、深く切りすぎたからだと思った。
しかし、痛みの在り処は確実に違うことは自分でも判っている。
 カッタァ20本入りを買った。
ま だ 足 り な い よ 。
メスが欲しい。新しい、切れ味の良いメスを。あたしの血と脂で、
使い捨てメスの刃は汚くなってしまった。でも、
難波の東急ハンズへ行かないと置いていないのだ。
今のあたしに、遠出する気力などない。お小遣いをくれるという
青年が居れば別物だが。

 クリニックから注射針を戴こうかと実践してみたが、注射針の在る所には
ずっと
看護婦さんがいる。
これでは駄目だと思い、母に懇願してみる。
「注射針ちょうだい」を繰り返して。
母があたしに与えた注射針のお蔭で、この右手の甲が蒼く色が附いたのを
彼女は知っている。
そう、
だから、二度と注射針をあたしに与えてはくれないのだ。
嗚呼、注射針が欲しい。

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 もとこたんと、もう、何週間、真面目に話をしていないだろう。
あたしは、彼女を
ただの「薬をくれる道具」にしか思っていないのだろうか。
利用価値が無くなったら捨てる。
その人間を何人も見てきた。
あたしは、それになりたくない。



 
 
 

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Edit by オレンジミルク。
Photo by Simple Life