Deckard's Movie Diary
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2006年08月12日(土)  ゲド戦記

宮崎駿の息子、宮崎吾郎氏が初監督した『ゲド戦記』です。親の七光りかと思ったら、意外や意外!これがけっこう良く出来ています。個人的には『ハウルの動く城』なんかより断然上です!“若さゆえの青さ”が良い方向に作用していて、メッセージが明快で分かりやすいです。また、親父には無い表情やあざといくらいなストレートな表現など、とにかく真っ直ぐで好感が持てます。何処かで見たようなキャラクターや表現も多々ありますが、それでも、この映画には観るべきものがありますし、どうしてこんなに評価が低いのか理解に苦しみます。どう考えても『日本沈没』なんかより間違いなく面白いです。まぁ、確かに、ツッコミ所が満載ですし、消化不良の部分も多く、キャラクターの作りこみも親父に比べたら雲泥の差ですけどね。でも、自分に小学生の子供が居たとしたら、ハリーポッターなんか見せるより、コチラの方を見せると思います。それにしても、この映画って女性には圧倒的に不人気ですね(苦笑)。


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