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フランス、ベルギー、カナダの合作『ベルヴィル・ランデブー』。面白い!とにかく、その有り余るセンスの良さに酔ってしまいました。極めて個性的な造形美に溢れたキャラクターの数々。その全てが実に魅力的で、動きは大胆にして繊細!ノルスタジーカラーに彩られた画面の中でバイタリティ溢れるお婆ちゃんの達観とした佇まい、「うるさいよ!」とツッコミを入れながらも愛着を覚えずにはいられない愛犬・ブルーノ、敵も見方も入り乱れて大活躍!大して表情はありませんし、台詞もほとんどありません!なのに、描かれるキャラクター全てが愛嬌タップリにスクリーンから飛び出て来ます!もちろん、音楽も素晴らしく、ほとんど非の打ち所がありません!製作は『キリクと魔女』『白くまになりたかった子ども』のディディエ・ブリュネール。監督はフランスで食えないでカナダで成功したらしいシルヴァン・ショメ。ベルヴィルの街のイメージはケベックとモントリオールだそうです。この映画を観るとジャパニメーションの一方の雄と言われる押井や大友のアニメが如何に小賢しいだけのモノかが分かります。まさに、アニメーションの原典がココに!個人的にはピクサー作品に物足りなさを感じるオイラにはツボにハマリ捲くりの映画でした。あ、ひとつだけ・・・シャンピオンの表情の無さが気になるなぁ・・・ボソ。
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