Deckard's Movie Diary
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| 2004年07月30日(金) |
スチーム・ボーイ マッハ!!!!!!!! |
大友克洋の新作『スチーム・ボーイ』は、聞くところによると製作期間は9年で、総製作費は24億円だそうですΣ( ̄□ ̄;)。確かに、その映像はセルアニメーションとCGが塩梅良く融合しており、個人的には『イノセンス』や『アップルシード』よりも居心地は良かったです。というワケで映像は好感触だったのですが、ストーリーがねぇ・・・♪〜( ̄ε ̄;)良く分からないのですが、漫画を書いていた時はあれほどまでに魅力的だった大友ワールドですが、映画になるとどうしてこんなに不細工なのでしょうか?素人考えで思うと『童夢』の紙面をそのまま撮影するだけでかなり面白いモノが出来るような気がするんですが・・・。どうも、作画にばかり気をとられてストーリーが疎かになっているような気がしてなりません。元々作画に定評のある人でしたが、幾らなんでもこんなストーリーではお粗末過ぎます。曖昧な人間関係、時に唐突で、時に都合良く、全く説得力のない展開の数々、しつこいエンディング・・・あまりに素晴らしい作画が逆に悲しくなってしまいます。しっかし、こんな底の浅いストーリーで本当にイイんですかぁ?大友克洋の実写映画『ワールド・アパートメント・ホラー』のコミックスを描いていた今敏(今や『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』でアニメ映画界のトップランナー)に脚本を手伝ってもらった方がいいんじゃないですか?確か『メモリーズ』では脚本で参加していました。今敏は脚本の細部までキチンと作り上げていますから、今の大雑把な大友には必要なセンスなんじゃないでしょうか。今から20年以上前、漫画で初めて日本SF大賞を受賞した『童夢』の感動はもう戻って来ないのでしょうか?
ナンデアル?トニー・ジャーデアル。滋養強壮にトニー・ジャー!初恋の味、トニー・ジャー!三時のおやつはトニー・ジャー!トニー・ジャーは何処?駅のそば、駅は何処?トニー・ジャーのそば!くしゃ〜み3回、トニー・ジャー!ケンとメリーのトニー・ジャー!タイガー電子トニー・ジャー!何はなくてもトニー・ジャー!というワケで『マッハ!!!!!!!!』・・・噂に違わず凄まじいくらい面白い映画でした。大袈裟な例えですが、ブルース・リーに初めて出会った時のような感動を覚えましたよ(笑)。また、観ている時から『プロジェクトA』でのNG集を思い出してしまい懐かしい気持ちにも見舞われました。とことん生身の肉体を屈指したパフォーマンスは嘗ての香港映画が生み出したお家芸でしたが、タイが生んだトニー・ジャーに見事に受け継がれました。トニー・ジャーは元々ジャッキー・チェンに憧れていたらしく、路地での追いかけっこにジャッキーの多大な影響が見受けられ、微笑ましい限りです。カーチェイスもエンターテインメント満載!ツボを押さえた間の取り方や的確な演出にも恐れ入りました。ジャッキーほどのコメディ・センスが無い分、全編を通してちょいと退屈な印象もあるんですが、それでも補って余りあるトニー・ジャーの驚愕&跳躍アクション!コレを目にしては、何を言ってもヤボってもんです。やっぱり生身のアクションって感動的なんですねぇ・・・。ただ、相手をする格闘家達のキャラはもっと漫画っぽく作り込んでも良かったかなぁ・・・ボサボサ頭の学ラン着た日本人?みたいにね(笑)。せっかく悪の親玉はそれっぽいキャラにしたんですから(苦笑)。また邦題の『マッハ!!!!!!!!』ですが、盗まれた仏像の名前が原題の『ONG−BAK』より、良い意味でバカバカしくて個人的には好感触♪ で、気になるトニー・ジャーの新作は『トムヤムクン』とか言うそうですが、『マッハ!!!!!!!!』をヨーロッパで配給したリュック・ベッソンが絡んでいて、聞くところによると『WASABI』に対抗したとか(ホントかよ)。しっかし!ムエタイ旋風はK1だけじゃなかったんですね・・・というワケで、何度観ても飽きないアクション・シーンですが、以下のサイトでメイキングが見られます。やっぱ、すっげぇよ!♪24時間戦えますかぁ〜?トニー・ジャー!トニー・ジャー!
http://www.ongbak-lefilm.com/
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