Deckard's Movie Diary
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2004年07月15日(木)  69

ふっくら炊きあがった銀シャリにオホーツク産の紅鮭、伯方の塩と有明産の海苔を用意(どっちの料理ショーかい!(笑))して、さあ!美味しいおにぎりが食べられるぞぉ〜♪と思ったら、握っているのは5歳の子供かよ〜!みたいな映画でした(笑)つまり、素材の良さに演出が追いついていません。目の前に出されたおにぎりを食べようと手にしたら、バラバラと崩れ落ちるんですよ(笑)。とにかくバランスが悪く塊としてまとまっていません。

それでも、魅力的なシーンは少なくなく、例えばオープニング・シーンから♪ホワイト・ルームがド〜ン!と響いてくる流れなんぞ、同時代を過ごしてきたオイラには随喜モノですし、“YAMAHA”と“YAMASE”の間違いとか、けっこうツボだったりします。あの頃はまがい物が多かったんですよ(笑)。クセのあるキャラクターを演じる役者陣も力一杯頑張っているのですが、最後までちぐはぐな印象は拭いきれませんでした。最初のバリ封のシーンとか、ちょっとやり過ぎなんですよねぇ・・・、だから、気持ちが引いちゃったりします。まぁ、その辺りの受け取り方はこちらが歳を取り過ぎたからかもしれないんですけどね(苦笑)。映画のキャッチは“青春とは、ハッタリである。”というモノなんですが、結局はデタラメにしか見えなかったんですよ・・・う〜ん・・・もったいない!(またかよ(苦笑))また博多弁の台詞も聞き取りづらく、ちょいとマイナス。

それでも個人的にこの映画のコトを悪く言うコトは出来ません(笑)。それは描かれている世界があまりに懐かしく、スクリーンに映し出されるシーンの数々が心の中にスルスルと入り込んで来て、小生の琴線をチョーキングしまくるからなんです。だって全くの同世代なんだから仕方ないっしょ(笑)。『1980』も懐かしかったけど、こちらは1969年ですからねぇ!これだけ当時のネタを振られれて平常心で居られるほど人間が出来ておりませんので、アタクシ(自爆)

それにしても観客の9割を占めている若年層は初っ端から出てくる奥村チヨに始まって、夜明けのスキャット@由紀さおり、クリーム、ツェッペリン、狼少年ケン、11PM、平凡パンチ、ゴダール等等、全く知らないだろうに観ていて面白いんかなぁ・・・?70年代名作映画(スパイダーマンに続いて(謎))の名シーンのパロディも入ったりしますしねぇ・・・他人事ながら心配になってしまいます(笑)。音楽もあの頃のサウンドを上手い具合にパクっていて、印象的でした(そんなんアリ?(苦笑))。


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