Deckard's Movie Diary
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2004年04月08日(木)  卒業の朝

一体このタイトルはなんなんだ?っつーコトで『卒業の朝』です。これはそんじょそこらの学園モノでは御座いません。そりゃ、マイケル・ホフマンの演出にメリハリが無く、ほとんどケビン・クラインの演技で持たせている映画ですが、しか〜し!その脚本は素晴らしく、先生と生徒を扱ったストーリーとしてはかなりの傑作と言っても過言ではないでしょう。あ、映画の出来じゃなくて、ストーリーの展開の仕方ですよ。だからもったいない!もったいなくて悔しいです(苦笑)。「こうなるんだろうなぁ・・・・」と観ていたら、良い意味で最後まで裏切られました。人の生き方は人の数だけあるものです。何が正しくて、何が正しくないのか?それは誰にも分かりません。自分の人生ですから、自分の信じる道を行くだけですが、それも中々出来ないモノです。ケビン・クラインの最後のセリフが忘れられません。何を書いてもネタバレになる可能性があって、上手いコト書けませんわ(苦笑)。それにしても、何で『卒業の朝』なんだ?原作の『宮殿泥棒』ってのもわかんないなぁ・・・ボソ。


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