Deckard's Movie Diary
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2003年04月15日(火)  デアデビル ぼくんち

 期待していたわりに評判のあまり宜しくない『デアデビル』です。始まって30分は悪くないですよ。でも、その後、いつまで経っても同じテンポのままダラダラと進むんですよねぇ・・・。アクションも『クローサー』を観た後だからヌルいし!っつーか、あまりにバレバレな人物CGには笑っちゃたけど、ヒロイン・エレクトラのヘンテコな練習風景も笑えました。で、謎なのはデアデビルが超人なのは分かるんですけど、何故にエレクトラと悪役のブルズアイは超人もどきなんですか?ラストの決着の仕方も、途中何度か繰り返される教えなので理解は出来ますが、スッキリしません。観る者にそう感じさせてしまうのは、やはり脚本の持って行き方が悪いんでしょう。ぼさぼさ頭のベン・アフレックはなかなか可愛かったですけどねぇ(笑)。

 西原理恵子のベストセラーを阪本順治が監督すると聞いた時には「大丈夫かぁ?」と思ったのですが、予告編を観る限り「意外といいかも!」と思わせてくれた『ぼくんち』!今年は邦画が低迷しているので期待していたのですが・・・・ダメでした(>_<)アチャ!テンポが悪くてブレーキがかかりっぱなし!それなりにレベルの高い作品を送り出してきた阪本とは思えない演出の連続で、どうしてこんなにバラバラの映画になってしまったのか、理解に苦しみます。結局、何を描きたかったのか全くわかりません。出演陣も魅力的だし音楽もいいのに、映画としては全くの出来損ない。予告編の方が300倍良かったです。


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