Deckard's Movie Diary
indexpastwill


2003年01月09日(木)  AIKI Jam Films

 年末に時間を間違えて観られなかった『AIKI』に再度チャレンジ!チャレンジして良かったぁ!コレはけっこういいですよ。まずですねぇ、脚本がしっかりしてると思いました。身障者の下半身事情とかキッチリ描いてるし、ラストもさらに前向きな終り方で好感が持てました。それに役者陣も適材適所(加藤晴彦のボクサー役は笑ったけど・・・)だったし、何より石橋凌が良かったですねぇ。これも内助の功なんかなぁ(笑)ただねぇ・・・ラスト前、盛り上げる為にいきなりマンガになっちゃうんだよなぁ・・・。これが、しょーもない!何でこんなシークエンス入れちゃうんだろ?全く理解不能!残念でした。因みにモデルは実在のデンマーク人だそうです。豪華カメオ出演があり。(なんか「空き室あり」みたいだ(爆))

 そんでもってお隣で上映していた『Jam Films』。「日本映画史上前代未聞、誰も見たことがない新しい形のコンピレーション・ムービー」だそうですが(爆)、観なくても良かったなぁ・・・ボソ。では端から簡単に

『the messenger −弔いは夜の果てで』(北村龍平)
話は大して面白くないが、監督の力量を感じさせる緊張感ある演出(好)。

『けん玉』(篠原哲雄)
全く面白くないし、ズルズルの出来で7本の中で最低(恥)

『コールドスリープ』(飯田譲治) 
これも全く面白くない!出来損ないの『世にも奇妙な〜』風(恥)

『Pandora ―Hong Kong Leg―』(望月六郎) 
これもどーでもいい!何をやりたいのか全く意味不明(汗)

『HIJIKI』(堤幸彦) 
良くも悪くも堤らしい作風。ただ、狙いすぎが鼻につく余計な演出がウザイ(暇)

『JUSTICE』(行定勲)
小生の嫌いな行定!だけんどもしかし!この短編は最高!これが一番面白い!演出も実に分りやすく素晴らしい!見直したぞ!(愛)

『ARITA』(岩井俊二) 
ある意味これが一番、作家性を感じさせてくれたかもしれない。岩井でしか出来ない世界であるし、彼しか考えない世界。面白いかどうかは見る人次第だけど、明らかにセンスを感じさせる一品(好)

っつーことで、どうなん?この試み!という疑問は残ったなぁ・・・ボソ


デッカード |HomePage

My追加