Deckard's Movie Diary
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2002年12月26日(木)  キス・キス・バン・バン スコルピオンは恋のまじない

 いやぁ・・・大失敗!『AIKI』を観に行こうと思ったら30分も時間を間違えちゃって・・・・結局、観られませんでした(>_<)アチャ!で、気を取り直して予告編で思いっきり気に入ってしまった『キス・キス・バン・バン』です。この映画は絶対もっと面白くなります!断言します!ストーリー、キャラ、役者、音楽、インテリア等、全てが魅力的!なのに!!!ぜ〜んぶズれちゃってるんです!つまり、歯車がぜ〜んぶズれちゃってる!上手く噛み合ってません。だから、ブレーキがかかる!かかる!(苦笑)本当にもったいない!かつては名うての殺し屋だった主人公を演じるステラン・スカルスガルドも、33歳の子供を演じるクリス・ペンもいい味出してますよー!音楽は『唇からナイフ』のジョン・ダンクワース!ひゃー!あー、もったいない!ステュワート・サッグ(←監督)のバカ!バカ!バカ!バカ!

 というワケで百戦錬磨のウッディ・アレン新作『スコルピオンの恋まじない』。こちらは上手いですねぇ!まさに職人芸!人間国宝!割り箸(手作り)作って50年!って感じでしょうか!非の打ち所のナイ出来ですね。何も言うコトはないです。お金を払った分だけは楽しめますし、ウッディ・アレン節は満載です。アレンの動き(コメディアンとしてのね)は前作の『おいしい生活』よりは際立っています。ヘレン・ハントもどうなのかなぁ?って思っていたんですけど、さすがウッディ・アレン!相手を生かしながら、自分が美味しいところを持っていく術を熟知しています!だけんどもしかし!そういう監督ですから自然とレベルは高くなっちゃうんですよ。そういう意味では及第点ですが、それ以上でも以下でもない!普通に笑えて楽しめる。安心して観ていられる映画です。


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