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Deckard's Movie Diary index|past|will
何かと評判が宜しくない『トータル・フィアーズ』。そんなんですかねぇ!これ、いいじゃないですかぁ!前半なんて良く出来てますよ。実に上手くまとまってるし、ジワジワと物語が転がっていく様も悪くないです。原爆シーンの映像センスも好感が持てます。ただ、爆発以降はもう少しテンポアップしても良かったかもしれない。ちょっとドタバタしちゃってるんですよね。爆心地でどうなの?とか、彼女は助かってないだろ!とかね。それでも十分観るに値する映画でした。個人的にはベン・アフレックのライアンはけっこうツボでした。クランシー物としてもかなり高得点なんじゃないですかねぇ。監督は『フィールド・オブ・ドリームス』のフィル・アルデン・ロビンソン。音楽はジェリー・ゴールドスミス。しっかりとした大人の仕事をしています。
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