Deckard's Movie Diary
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2002年04月02日(火)  活きる

 昨日、ラッセをボコボコにしてしまったので、今度はチャン・イーモウで勝負!94年作の中国映画で、その年のカンヌ審査員特別賞受賞作『活きる』。この映画は古き良き邦画(今井正や山田洋次的ユーモア等)を彷彿とさせる清貧の美しさ、庶民の逞しさを存分に味合わせてくれます。時代の荒波に翻弄されようが、ボロ紙を一生懸命拡げて再び使うように(謎)、人間ってのはそんな簡単に挫けているワケにはいきません。どんなに泣き続けても、腹は減る!いい事も悪い事も全てを飲み込んでシッカリ生きてこその人生だろ!と、堂々と真正面から描いています。主演二人コン・リーとグォ・ヨウをはじめ、周りを固める子役から大人まで、全ての役者が素晴らしく、まさに中国激動の時代に生きた家族の感動大河ドラマ。(ひゃー!恥ずかしい表現だわ!)泣けます。ちなみに中国では未だ未公開だそうで・・・。チビっと長い?


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