部活の友人のひと言に傷ついて「死にたい」と思う少女。 幼馴染の冷酷な言葉は、簡単に口から吐き出されてしまう。 部長としての責任感につぶされそうになりながら、明るく振舞うという事。 誰にでも覚えのある、少ししょっぱい思い出。 大人になった今だから「そんなことで簡単に死を口にするな」と云える。 それは、人生の1番輝いた時期をとっくに過ぎてしまった自分を知っているから。 結婚をし、親になってひととおりの生活に身を委ねているから。 脆くて傷つきやすいくせに、人のことも傷つけたりする。 でも、そうやってみんな生きている。 成長するには不可欠な事だから。 陰口たたかれた事もね、今じゃ相当な思い出になっているわけよ。 片思いの相手にね、あることをきっかけに2年間無視された事もいい思い出よ。 振り返られるようになる日々が、必ずくるよ。 心からそう思うよ。
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