平均的専業主婦生活

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錯覚
2002年07月30日(火)

自分が一番多感だった頃には、勿論ネットなんて物はなくて交換日記などにうわごとのように文字を書き連ねては、親しい友人とだけやり取りをしていた。
思えばこれはかなり閉鎖的なことなのか。

好きだ、嫌いだ。
テストの点が悪くていやだ。
あの子には、腹が立つ。
親なんて、何を考えているのかわからない。

毎日が、そんな中で生まれては消えていた。

交換日記や、自分の日記だけがはけ口になりそれによって不安定な自分はずいぶんとまともに保たれていた。

そして、現在。

下手な詩を書いても、誰かの目に止まり感想がいただける。
おお、これはなんとすごいこと。
詩の雑誌に、投稿しても相手にもされなかったのに。
友達の詩が掲載された時には、心の底から嫉妬した嫌なやつだったのに。

日記作家と銘打っているこの場所に、どれほどの錯覚作家が潜在しているのだろうか。
勿論、そこに自分がいるのは間違いないのだろう。(恥?)

少しぐらい作文がうまくても、せいぜい学校の作文集にしか載らなかった自分には今のこの世界はまぶしすぎるんだもの。





たわいのない過去  あたりまえの未来

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