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2007年01月19日(金) 君のそのダイナミックな歯並びから予測するに、貝は殻ごと食べるタイプだよね?...nochanです




月日の流れるのは早いもんで今年も残すところ350日を切ったわけですが、
みなさんもうお正月の準備はもう出来てますか?

たぶん今頃みんなも、
お餅は何個食べる?トークで持ちきりですね。
(餅だけに持ちきり(恐れ知らず))

ま。光陰矢のごとしと言いますか、
時代の流れ、世の中も刻々と変わっていって
次の仮面ライダーはバイクでなく電車移動になったり
今年は久々にドラマでも観るぞと思いつつ
第2話目にして観るのがめんどくさいし(さよならもこみち)

本来、僕は今日代休でバカンス気分だったのですが、
とっくに郵送した入稿データが届いてないと朝7時に連絡入り
慌てて出社してまた準備して届けにいったり
今さら大幅修正きたりでバタバタした火曜日。

もう今日の仕事はおしマイケル。
(朝のバタバタのメンタルダメージのせいか、嫌いなベタネタ多し)

午後はずっとネットサーフィンやヨドバシにでもお買い物ですよ。



あ。そうそう。話しは変わって。つい先日のこと、
ある数年前からの知り合いの方経由で紹介されて会った人がいるのだけど
お茶なんかしながら自己紹介した時に、
日記用に写真を撮らせてもらうことがあるせいか
「カメラマンなの?」と聞かれることが多いので
『こっち(カメラ)は趣味で、本業はグラフィックデザイナーなんですよ』と
いうことがしばしあるのです。(今回も言われたわけで)

ま。これは毎回のことなので会話の枕言葉みたいなもんでいいのだけど、
だいたいこういう時に

「あ。じゃあ今度ハガキ作って」とか「バンドのフライヤー作って」とか

すごく頼まれるのですよ。


これはもう僕だけ(もしくは僕の周囲のデザイナー仲間だけ)の感情かも知れないのだけど、
多くの場合、頼まれるのはあまり嬉しいことではない場合が多いのです。

ま。デザインが大好きで、大好きで、大好きで
寝ても覚めてもデザインしかしたくないって人なら頼まれたら
ウハウハになると思うのだけど、
僕(もしくは僕の周囲)は、日頃毎日のように朝から晩まで仕事としてデザインをしていて
たまの休みぐらいは、まったくデザインという世界から離れたいと思うのことが多いのです。

当たり前だけど、仕事として受けるデザインは、
自分がやりたいものではなくて『仕事』として割り切ってやっているので
好き嫌い関係なくやってるわけで、
ライフワークや趣味とは全く別だったりするのですよ。
(伝わるかな?伝わるかな?この微妙な感じ?)


分かりやすく例えるなら、
仮に僕の職業が『会計士』とか『税理士』だったとした場合、
いきなり会った人に

「会計士なの?じゃぁ(趣味として)ウチの帳簿つくっといて」

とか頼まれて、休みまで伝票やエクセルとかと
にらめっこさせられてるのと同じようなもんですから。


もっとさらに例えるなら
仮に僕が『100歳を越す人間国宝級の仏像の掘り師(彫刻家?)』だったとして
合コンで知り合った顔にマジックでメイクしてるギャル風の女の子に

「仏像だってー。超ウケルんですけど。ねえねえ今度ー
 あたしのケータイにハートいっぱい掘っといてよー」

とメイク直しとかしながら、こっちも見ずに頼んでいるようなもん。



以前、デザイナー仲間10数人で集まった時にも、ちょうどこんな話になって

「こっちフリー(デザイナー)で、ちゃんと仕事としてしっかりしたギャラがあるなら
 話は別だけど、『デザイナー=3度の飯よりデザイン好き』って
 結構、勘違いしてる人多いよね。むしろ休みぐらいしたくない人がほとんどなのに」

と話題になってたぐらい。



実際、先日の数年前から知り合いの紹介であった時も
「DM作って」と頼まれたので
僕が会社としてデザイン受けてる値段はこんなもんですと
ちょい高めのギャラを提示したら
すごいびっくりして「こんなにだせないわ」と取り止めになったけど。
(これで「いいよ」と受けられてたらエラいことになってたわ)


ま。当たり前だけど『自分が面白いこと』はやるのよ。

徹夜しようがすごいお金かかろうが損得関係なく
好きなものを作るのには手間やお金はケチらないけど、
「デザイン得意ならちょちょいとやって」っは簡便してくださいね。

みなさん。ホントたのみますよ。もう。ほんとほんと。


※ただし、すっごい欲しいものがある時は別。180度態度反転。
 今なら打ち合わせの時に、
 美味しいファンタと楽しいおしゃべり付でございます。


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