suzu3neの雲収集家な日々

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2011年02月14日(月) そんなんで10周年です。


そんなわけで。


当サイトもめでたく10周年とあいなりました。


10周年の記念に、初めて東方風の作品を作りましたので、お暇ならどうぞ。
「案君・潔秘」(1〜4章まで公開中)

バレンタインだというのに、非常に血生臭い作品になってしまいましたが、まあ、連続更新ですから。こればっかりで終わらないように気をつけます。

まあ、うちの作品を読んでる方なら、これぐらいの血しぶきなんてなんのそのかと思いますが(え?)


宣伝はおいといて。


ついに二桁ですね。
ずいぶん遠くに来たもんです。


思えばこのサイトを始めた当初は、私もまだ大学生でした。
まだ無名に等しいライブドアのプロバイダ料無料の回線を使って更新していたのが懐かしいですなぁ。
その後は、本人も思わなかった院に進学したり、地元に戻ったり、介護したり、資格の学校に入って勉強したり、まがりなりにも就職したりで……振り返ると、やっぱ10年は長いわ。

そして。


まさか、連載が一つも終わってないとは思わなかった……orz


要因の一つは、いろいろやりすぎている事にあるんですけどね。
マルチタスクは無理だと気づいたのがここ1年ぐらいなもんですから。
それまでは、やっぱり家族に隠れて書くのはすごく難しくて。
PCでゲームしてると思われてるから(いや、確かにゲームもやってたけど)、普通にワープロソフト立ち上げていてもチャットと思われてるぐらいだったし。


「どうせゲームやってるならジムに行ってこい」みたいに、半ば強制的に連れ出されていたり(家族はよかれと思ってるんだよ……)、個人的に体を鍛えることにはまったり、諸事情で止めたり。

とにかく、家族に隠れて書く以上、家族の満足できる「若者の生活」みたいなことをしなきゃならなくて。
……家族旅行に連れ出されたり、毎晩いっしょに食事しなきゃいけなかったり、ジムで体を鍛えたり、資格とる為に無理矢理学校行かされたりすることが「若者ライフ」だとは思えないんですけど、まあ、家族がそれを望んでいる(今でも)から、付き合っていたんですが。
家族で行動するのが家族の義務だと言われ続けた事もありますしね。


そんな事に付き合っていて、疲れはてた後に「こんな遅くまで起きてる」とまた文句言われて、そんな状態で小説なんて書けるわけがない……orz


少なくとも、私には無理です。


それがわかったのが、つい最近というのが問題なんですが……orz


これでもがんばったんですよ。10年。隠れて書いてはいたんですよ。
でも、やっぱり、親に合わせて生活するのは無理と言うことで。

最近はようやく、旅行に付き合わなくても良くなったし、ご飯を勝手に食べて帰っても文句言われなくなったし。
ホント、ようやく、です。
ここに至るまで、どれだけ大喧嘩&人でなし扱いされたことやら……orz


今でもブーブー言われてますが、そんなんで、曲がりなりにも家族と生活を別にした途端――そしてポメラを手にして以来、生活が一変しました。
それが去年の秋頃ですね。

九年と半年ですよ!
長い!
体育会系は壊れるまでがんばってしまうから困る!
(自分でもわかってる)


そのおかげではありませんけど。
何にと言われれば、これまた何だかわかりませんが、何かに「開眼」したのが去年の後半の半年間でした。


そう思うと、この「開眼」の為の10年だったのかもしれません。


昔からスロースターターな人間なので、こういうもんだと諦めてますけど。


その上、うちのサイトは同一世界観型ですから。
まあ、大きな歴史の流れみたいなものがあって。
その中の時代の転機とか、人物を取り上げて書いているので、私が納得いくまで「〈クラウドコレクター〉を巡る物語」の世界を書き続けるだろうし、サイトの運営していく事になると思います。
正直言うと、この世界の終わり方を想像できてません。
一つ一つのエピソードはわかっているんですが、全体としての終わり方は考えてません。
なので、この先の10年後も、あいかわらずこんな調子で「連載が終わりません……orz」とかやってるような気がしないでもないです。
いつまでもあるというのは安心かもしれませんが。


それでもまあ、10年後にはもう少し作品も増えてたり、世界観の多くが見えてると良いんですが。


たとえば、RTXの外伝に少しだけ名前のでた「スメラギ・ショウイチロウ」なんて、「皇唱一郎」という名前まで決まっているし、どういう人物なのか、どうしてあんなビルのオーナーなのか、どうしてカガ・ヒサシに権利を譲渡しているのか、全部決まっているんですが。

彼のキャラ設定は、それこそ10年前に作ったのに、まだ作品に出ていないというノロノロさかげんなのです。
そして、彼が主役の話を書かないことに、このサイトを閉めるつもりはありませんですし。


まだまだ、のんびりのんびりで。


この先10年も、よろしければおつきあいくださいと。


ではまた。


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